先日の古布展の即売会では
売れた商品を再利用の紙袋に包みました。
その日のためにショウ子さんが集めていたものです。
布や洋服類を包むにはちょうどよかったのですが
私が出品した物は小物ばかりで
1~2点を入れるには大きすぎます。
しかも、イベントが近づくにつれ
個数もびっくりするほどの数になってしまいました。
全部売れることはないでしょうが、
それでも相当数の袋が必要になります。
小物に合わせた新聞の袋を用意することにしました。
簡単に考えていたのですが、
新聞紙で作る袋って、やってみると
実はずいぶん手間がかかるとわかりました。
特に底を折るのは慣れぬ者には大変です。
日が迫ってきて焦り、考えあぐねた末
マチのない簡単な方法で作ることにし
底は二重に折っただけにしました。
布小物を入れるには十分です。
せめてものおしゃれに英字新聞を使い、
古布の端切れを細長く切って持ち手にしました。
当日は会計を担当していたので
新聞であることを恐縮しながら
紐が弱いことも伝えて
たまにその袋に商品を入れて渡しました。
ところが、ところが・・・
何度も新聞の袋をさすりながら
「今日一番うれしいものです、ほっこらしました」
とおっしゃったお客様がありました。
特に、古布でしつらえた紐が気に入った様子なのです。
とても喜んでくださっていました。
なんといううれしい反応・・・
その言葉に、私のほうこそほっこらしました。
いろいろ楽しいことはいっぱいありましたが
イベントの日の一番のうれしい出来事でした。
布小物作り頑張ったご褒美?