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NHK番組で抗議すべき唯一の問題点、パイワン族を国民党に強制された漢名で紹介する侮辱

2009-04-19 18:00:36 | 台湾言語・族群
当該のNHK番組だが、唯一許せないと思ったのは、「人間博物館」で陳列されたパイワン族の息子と孫が出てきて「動物扱いされたことを悲しむ」シーンがあるのだが、それがなんと漢名で出てくるのだ。
「人間博物館」の非人道性を指摘するシーンで、戦後中国国民党が原住民に強制した漢族風の名前で紹介するというのは、アイロニーというか、パイワン族に対して侮辱になっていることを制作陣は気づかなかったのだろうか。
ちなみに、都市部で育ったり、すでに国民党化教育が進んだタイヤル族の一部は、国民党の戸籍上の漢名しか持たないケースもあるが、そうした少数の例外を除けば、原住民の多くは、両親や部族でつけられた固有の原住民語名を持っている。
人間博物館で陳列された彼らの親についてはパイワン名で紹介していたわけだから、これは深読みすると「日本の人間博物館のほうが国民党支配よりもよっぽど人道的だ」といいたいのかもしれないが。

それにしても、台湾の声一派は、この点だけ取り上げて猛攻撃すればいいのに、なぜかスルー。台湾の声にとっては台湾原住民は人間ではないのか?
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