むじな@金沢よろず批評ブログ

台湾、国際情勢、アニメなどについて批評

「台湾語入門」は来年初か

2009-10-02 03:42:35 | 台湾言語・族群
台湾語入門教材だが、本文の執筆にめどがついてきたので、レイアウト、吹き込みをあたりはじめた。
コスト削減のためレイアウトと吹き込みは台湾で依頼するだが、これも知り合いに頼んで目鼻はついた。
ただ読売新聞衛星版に出たインタビューでアナウンスした今年秋はもう無理。脱稿は11月くらいには済ませて、それからレイアウトなどにかかるから、早くても来年1月か。
語学教材って本当に時間がかかる。

今回のは基本文例で文法中心。台湾語に関しては合計3冊を予定していて、次は会話編を2年内に出せれば。
そして3冊目には小辞典(語数は3500語、できれば5000語)を出したいが、これはいつになるやら。
小辞典は語数は少ないが、単なる単語集ではなく、用例やニュアンスも説明するつもりなので、辞典と称することにする。村上辞書は間違いや不親切なところが多いし、王育徳の常用辞典は入手困難かつ表記が独特なので、それらを補いたい。

ただ2-3冊目を出す前に、客家語と台湾華語の入門教材を出すことになると思う。
客家語はなぜか一般向けの入門教材はないから(広東の客家語の会話集が大学書林から出ているだけ)、日本で初めてになる。
台湾華語も簡単なものがいくつかあるが、ルビが捲舌表記になっているものなど、本当の意味で台湾の華語になっていないものばかりなので、本当の意味での灰汁の強い台湾華語の教材としては初めてになるだろう。

最新の画像もっと見る