むじな@金沢よろず批評ブログ

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親日国家インドネシア、ジャカルタの独立記念塔にあった独立宣言文には確かに皇紀が使われていた!

2009-05-07 01:19:17 | マレー世界
ジャカルタの中心部?(ってどこが中心部なのか、いまいち判然としないのだが)にある公園に聳え立つ独立記念塔モナス。そこの2階に独立宣言文が納められていて、衛兵に頼むと格納庫を開けて見せてくれる。
噂では皇紀2605年を意味する05年と書かれているということなので、確かめてみた。確かに tahun 05 となっていた。
しかも衛兵が、うれしそうに、「これ日本の暦なんだぜ!」みたいに語ってくれた。

独立記念塔には、地下入り口を入ったところに、時系列でインドネシアの歴史を解説する張りぼての陳列棚がある。
そこでは日本軍の侵入と戦後の独立運動も言及されている。
日本軍が侵入してきた場面では、日本軍兵士がインドネシア人に罵倒調で命令している張りぼてがあり、「日本軍が入ってきて、インドネシア人を強制労働させた」と批判的な解説がある(おそらくNHKに文句いっているウヨクだったら、これを反日的だと文句いうのかもw)。
しかしインドネシアの親日感情の元となる解説もすぐ横にある。それは戦後オランダがまた再植民地化するためやってきたとき、日本軍の残留兵士もインドネシア人と一緒に戦ってくれた、というものだ(これは日本の自虐サヨクや韓国人や中国人が抗議するんだろうか?w)。
さらに、面白かったのが、その横にあった、カトリックがインドネシアの国家一体化に貢献した、としてカトリックの役割を賞賛している解説だ。イスラームを基本としながらも、カトリックの役割も評価し、実際、ジャカルタで一番大きなモスクの隣に、カトリックのカテドラルもあるように、この国におけるカトリックの地位を示すものだといえる。

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