ども、玉乱です。
今日も朝から調子が悪いです。なんか、重い。
どうなんだろうな、こんな生活を続けても。でも、薬漬けにはなりたくないし。
と言う事で、また愚痴を書いてみたいと思います。これで、気が晴れるんだから。
で、俺より五歳年上の姉の事を書いてみたいと思う。
今、生きていれば六十二歳、九年前に鬼籍にはいり、死人に鞭を打つ話をここに書く俺も俺だが。
姉は本当に変わった人だった。小学校の頃から芸名と称して、別名を使用していたり。
周りから言われたアダナではない。あくまでも自分で命名し、平然と名乗っていたのだから、変人である。
ゴンベだと。一体、何を考えていたのだろうか。
で、借金王でもあった。さんざん親戚、友人、兄弟に迷惑を披露し、最終的には自己破産をし、ずらかった。
見栄張りなんだろうな。ロクな収入もないくせに外車を乗り回したり。それだって、全部借金さ。
保険の外交員をしてね、俺の職場に来るわけよ。普通は、親族や兄弟の勤める職場には来ないモンだ。
でね、俺の部下や仲間は仕方なく、保険に入るしかないさ。俺には言わずとも、仕方ないさ。
俺はあとで知って、激怒して出入り禁止にしたけれど。
俺の立場を利用した、いわば、虎の威を借りての商売をしていんだな。
消防士長だった俺だって、一応は部下も後輩もいる立場にあった。彼らには、当時、大変な迷惑をかけた。
知らぬとは言え、とても申し訳ない事をした。
それから俺は姉との距離を置く事にした。はっきり言って、付き合いたくないから連絡もして欲しくない。
とも本人に言ったさ。ところが、もう、すでに借金王の精神は普通ではなく、本人曰く、
青酸カリの生き方が一番いい。と。
なんの意味だ?って一歳年上の次姉に聞いたら、
借金をして、一度 精算して、また 借りる。 つまり、この繰り返しで生きて行けると。
なるほど、精算借り セイサンカリ 青酸カリではなく、そういう意味ね。
バカじゃねぇか、常識を逸脱しているし、その行為で、どれだけ周りの人達に迷惑を掛けていると思っているんだよ。
で、次姉も長女とは距離を作るって。
長姉のおかげで、母が母の高校時代からの親友とも付き合いが無くなった。つまり、彼女宅へも金の無心をしていたんだな。
俺が17才の時に母が亡くなって、その後もずっと俺の事を気遣ってくれていた人だったのに。
そして、母の実家である、お寺とも付き合いを断られた。俺が借金を申し込んだ訳でもないのに。
もう2度と来ないで下さい。と言われた。
だから、俺の結婚式に母方の祖母と、母の弟であるお寺の住職に招待状を出したけれど、叔父の嫁が来ただけであった。
長姉は毎日、毎日、何が楽しかったんだろうか?って思うよ。
見栄張りだけの虚栄だけの生活。
同じ母から生まれた姉に対して、理解が出来ない自分がいた。
でね、次姉の娘が市内の大きな病院の看護師をしているんだ。
今から九年前、当時ガン病棟の主任看護師をしていて................そこに姉が末期ガンと言う事で入院していた。
俺は、ずっと付き合いを辞めていたから、死のうが何しようが関係ない。と入院と病名は知っていたけれど無視をしていた。
むしろ、因果応報って事で、バチが当たったんだ、とも思っていた。
ところが、さぁ、いよいよ本人の意識も無くなり、今日明日亡くなる可能性が高い。と姪から電話があった。
栄養点滴の中に一緒に入れる痛み止め、モルヒネでしょうか、その入る量に変化が出た。と。
次姉に相談したさ。今までどうであれ、最後を看取ればいいの?って。
そしたら、次姉も、お前に任せるけれど、最後のお別れはした方が、お前の心の精算にも繋がるんでは?と。
その言葉に、俺は仕方なく病院に出かけたさ。
到着した時、正に、亡くなる寸前だった。意識もなく、やせ細り、今までの記憶にある姉の姿はそこには無かった。
骨、皮、だけの生きる屍状態。その姿に何も考えられなかった。バチ当たったとか、因果応報とか、すべて無くなった。
ねぇちゃん、来たよ。俺だよ。聞こえるか?って言った瞬間
かすかな声で長姉が
ごめんね。と。
この一言で、俺は逆に詫びた。
ごめんな、今まで、助けてあげられなくて。
その瞬間、俺は姉の行ってきた数々の行為をすべて許し、水に流す事にした。
その後、姉はすぐに亡くなった。まるで、俺が来るのを待っていたかの如く。何時間もしない内に。
その ごめんねの一言を言い伝えたい為だけに、俺を待っていた瞬間であったに違いない。
享年五十三歳。
むしろ、悪いのは、俺の方だった。ごめんな、ねぇちゃん。
合掌
今日も朝から調子が悪いです。なんか、重い。
どうなんだろうな、こんな生活を続けても。でも、薬漬けにはなりたくないし。
と言う事で、また愚痴を書いてみたいと思います。これで、気が晴れるんだから。
で、俺より五歳年上の姉の事を書いてみたいと思う。
今、生きていれば六十二歳、九年前に鬼籍にはいり、死人に鞭を打つ話をここに書く俺も俺だが。
姉は本当に変わった人だった。小学校の頃から芸名と称して、別名を使用していたり。
周りから言われたアダナではない。あくまでも自分で命名し、平然と名乗っていたのだから、変人である。
ゴンベだと。一体、何を考えていたのだろうか。
で、借金王でもあった。さんざん親戚、友人、兄弟に迷惑を披露し、最終的には自己破産をし、ずらかった。
見栄張りなんだろうな。ロクな収入もないくせに外車を乗り回したり。それだって、全部借金さ。
保険の外交員をしてね、俺の職場に来るわけよ。普通は、親族や兄弟の勤める職場には来ないモンだ。
でね、俺の部下や仲間は仕方なく、保険に入るしかないさ。俺には言わずとも、仕方ないさ。
俺はあとで知って、激怒して出入り禁止にしたけれど。
俺の立場を利用した、いわば、虎の威を借りての商売をしていんだな。
消防士長だった俺だって、一応は部下も後輩もいる立場にあった。彼らには、当時、大変な迷惑をかけた。
知らぬとは言え、とても申し訳ない事をした。
それから俺は姉との距離を置く事にした。はっきり言って、付き合いたくないから連絡もして欲しくない。
とも本人に言ったさ。ところが、もう、すでに借金王の精神は普通ではなく、本人曰く、
青酸カリの生き方が一番いい。と。
なんの意味だ?って一歳年上の次姉に聞いたら、
借金をして、一度 精算して、また 借りる。 つまり、この繰り返しで生きて行けると。
なるほど、精算借り セイサンカリ 青酸カリではなく、そういう意味ね。
バカじゃねぇか、常識を逸脱しているし、その行為で、どれだけ周りの人達に迷惑を掛けていると思っているんだよ。
で、次姉も長女とは距離を作るって。
長姉のおかげで、母が母の高校時代からの親友とも付き合いが無くなった。つまり、彼女宅へも金の無心をしていたんだな。
俺が17才の時に母が亡くなって、その後もずっと俺の事を気遣ってくれていた人だったのに。
そして、母の実家である、お寺とも付き合いを断られた。俺が借金を申し込んだ訳でもないのに。
もう2度と来ないで下さい。と言われた。
だから、俺の結婚式に母方の祖母と、母の弟であるお寺の住職に招待状を出したけれど、叔父の嫁が来ただけであった。
長姉は毎日、毎日、何が楽しかったんだろうか?って思うよ。
見栄張りだけの虚栄だけの生活。
同じ母から生まれた姉に対して、理解が出来ない自分がいた。
でね、次姉の娘が市内の大きな病院の看護師をしているんだ。
今から九年前、当時ガン病棟の主任看護師をしていて................そこに姉が末期ガンと言う事で入院していた。
俺は、ずっと付き合いを辞めていたから、死のうが何しようが関係ない。と入院と病名は知っていたけれど無視をしていた。
むしろ、因果応報って事で、バチが当たったんだ、とも思っていた。
ところが、さぁ、いよいよ本人の意識も無くなり、今日明日亡くなる可能性が高い。と姪から電話があった。
栄養点滴の中に一緒に入れる痛み止め、モルヒネでしょうか、その入る量に変化が出た。と。
次姉に相談したさ。今までどうであれ、最後を看取ればいいの?って。
そしたら、次姉も、お前に任せるけれど、最後のお別れはした方が、お前の心の精算にも繋がるんでは?と。
その言葉に、俺は仕方なく病院に出かけたさ。
到着した時、正に、亡くなる寸前だった。意識もなく、やせ細り、今までの記憶にある姉の姿はそこには無かった。
骨、皮、だけの生きる屍状態。その姿に何も考えられなかった。バチ当たったとか、因果応報とか、すべて無くなった。
ねぇちゃん、来たよ。俺だよ。聞こえるか?って言った瞬間
かすかな声で長姉が
ごめんね。と。
この一言で、俺は逆に詫びた。
ごめんな、今まで、助けてあげられなくて。
その瞬間、俺は姉の行ってきた数々の行為をすべて許し、水に流す事にした。
その後、姉はすぐに亡くなった。まるで、俺が来るのを待っていたかの如く。何時間もしない内に。
その ごめんねの一言を言い伝えたい為だけに、俺を待っていた瞬間であったに違いない。
享年五十三歳。
むしろ、悪いのは、俺の方だった。ごめんな、ねぇちゃん。
合掌










