むぎの城さんぽ

日本100名城&続日本100名城を巡っています。
近頃は山城歩きもエンジョイしてます!

木場城(新潟県)

2018年08月24日 | 百名城以外の城
木場城きばじょう
別名
構造平城
築城者山吉景長
築城年代1581年(天正9年)
指定史跡
場所新潟市西区木場字堤126-6 地図

戦国時代の1581年に上杉景勝の家臣である山吉景長に築城させたといわれる木場城。
三条城城主であった山吉景長が死去し、嫡男山吉豊守が家督を継ぐと上杉家の規約などの問題により
三条城から木場城に移ることとなりました。
その直後「新発田重家の乱」において最前線基地として重要な拠点となりました。
1598年(慶長3年)に景勝が会津若松へ移封になった際に廃城となりました。


駐車場
あまり大きくない駐車場ですが公園なので駐車場が完備されています。


模擬天守

骨組みだけの天守に見える天守型のアスレチック。
よく見ると、屋根はちゃんと瓦葺きになっていてさりげなく城をアピールしています。



水がはいっていませんが堀はジャブジャブ池となっています。
堀や石垣も表現されています。


わんぱく広場

きれいな公園で普段から利用されている様子がわかります。



わんぱく広場と木場八幡宮との間の道です。
ここを入って行くと木場八幡宮の入口に出ます。


木場八幡宮

車の乗り入れ不可のこちら側が正式な入口のようです。


拝殿

1599年(慶長4年)の村々志色書帳(米沢図書館蔵)に、
木場八幡宮を木場集落の氏神様として祀ったことが記されています。
八幡宮本殿は、新潟市の指定文化財として登録されています。


堀と土塁

堀跡なのか?土塁か?木場八幡宮を囲むかのような造りになっています。


砦の森

砦の森とされている場所は小高くなっていて
物見台であろうとされています。


待合

木陰になっていて休憩ができる待合所があります。



まるで腰曲輪を意識させられるような段々になった地形。
もちろん当時の遺構ではなく公園として造られる時に形付けられたものです。


物見台

物見台が見えて来ました。



この辺りでは一番こんもりとした場所にあります。


多目的広場

ここにはステージも設置されていてちょっとした集会も出来そうです。
ちなみにここには地元の少年がマウンテンバイクで曲乗り?のような練習をしてました。
邪魔にならないよう、少し離れたこの場所から広場を撮影しました。


せせらぎ水路

水堀跡を想像させる水路があります。
位置としては内郭と外郭の間に設けられた堀の位置に近いような気も
するのですが現代の構築物なので遺構とはとても言えるものではありません。


とんぼ池

秋には沢山のトンボがいそうですね。
日本らしい風景が目に浮かびます。



公園になってしまいながらも城跡であることを意識しながら造られた良い公園です。
城跡としての案内看板が消えてしまっていたので残念でなりません。
せっかくこのような建物を造って後世に知ってもらおうと思っているのであれば
ぜひ、また案内看板を設置してほしいものです。
小さなおこさまもここでぜひ、「お城ごっこ」をして城主気分を味わってほしいです!


平成30年7月22日登城


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