むぎの城さんぽ

日本100名城&続日本100名城を巡っています。
近頃は山城歩きもエンジョイしてます!

総社城(群馬県)

2019年07月12日 08時02分50秒 | 百名城以外の城
総社城そうじゃじょう
別名植野城
構造平城
築城者秋元長朝
築城年代1601年(慶長6年)
指定史跡
場所前橋市総社町総社 地図

総社に封ぜられた秋元長朝は蒼海城を放棄し、この地に築城したのが総社城です。
秋元氏は天狗岩堰の揚水灌漑工事を行い、城下に水路を引き、城下町の整備も行いました。
秋元泰朝の時代になると甲州谷村に移封され、廃城となりました。



城川公園

現在、本丸と二の丸の一部は利根川に削り取られて失われています。
また、残った二の丸部分と三の丸も宅地化が進み遺構は残っていません。



この壁、和風にはみえないですが、塀に開いた穴が狭間に見えます。^^;


案内看板
城川公園に設置されている案内看板です。


堀跡

城川公園から振り返って道の東側を見ると堀の名残なのか?と想像するにも
ちょっと難しいような二の丸跡があります。
今も造成が続いていて、その面影はもはや想像をもしがたい状況です。


物見台

給人町屋敷側から見た物見台。
住宅化が進み、現在残る遺構としてはこの物見台くらいです。


遠見山古墳
城川公民館へやってきました。
遠見山古墳を利用した物見台です。
この日は何やらイベントがあるらしく、地元の方々が何かの準備をされていたので
駐車は出来そうになかったので、車から私だけ降ろしてもらってひとりで散策へ。
※行事等何もなければ城川公民館への一時的な駐車は可とされています。



すると、そのイベントに来た?のか近くにある「前橋市総社歴史資料館」の方が
私を見つけて話しかけて下さり、総社城と秋元氏と天狗岩用水の説明をして下さいました。
現地で詳しい話が聞けてラッキーでした。
また、「前橋市総社歴史資料館」へ行けば総社城や秋元氏に関しての資料が
あるとの話でした。


天狗岩用水路

早速教えていただいた天狗岩用水路を見に来てみました。
ここは熊谷稲荷の東側を流れる水路です。
秋元氏が総社の町を豊かにしたとして二代30年余りでしたが
転封後もなお領民に愛されました。


熊谷稲荷神社・天満宮

熊谷稲荷神社があります。
秋元氏が甲州へ転封になり、高崎城主安藤重長の領地となり陣屋を構えたのも
この付近になります。



陣屋を構え、高田弥兵太代官が支配するようになると重税で農民たちは困窮し
熊谷稲荷神社に参集し、加護を祈ったそうです。
この時、江戸に直訴に行った際に助けてくれたのが秋元氏であったことも
総社の民にとってどんなに救われたことか。



前橋市総社歴史資料館の方に偶然出会えてラッキーでした。
この辺りの地元の方々はとにかく秋元氏推しなのだそうで、秋元氏愛を力説されたので
もう少し秋元氏について調べてみたくなりました。
甲州へ転封の後に館林城へ転封になっているので、場所は違うけど群馬には帰って来られたのですね。
折を見て「前橋市総社歴史資料館」を訪れてみたいと思います。
秋元氏愛にあふれた総社城訪問でした。。。。


令和元年6月16日登城


日本城郭大系〈第4巻〉茨城・栃木・群馬 (1979年)
平井 聖
新人物往来社
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