むぎの城さんぽ

日本100名城&続日本100名城を巡っています。
近頃は山城歩きもエンジョイしてます!

岩下城(群馬県)

2019年05月13日 11時20分41秒 | 百名城以外の城
岩下城いわしたじょう
別名岩下要害
構造山城
築城者斎藤氏
築城年代不明
指定史跡
場所吾妻郡東吾妻町岩下 地図

地域振興センター(旧岩島中学校)の背後の山に斎藤氏が築城したという岩下城があります。
この地は吾妻氏が支配していましたが、子孫である斉藤憲次が主君である大野氏を討ち
岩櫃城を奪い、吾妻郡一帯の地侍を支配しました。
斎藤氏が岩櫃城へ移ると家臣である富沢但馬守基光に岩下城を与え、
以後岩下城は富沢氏が納めることとなります。



林道

地域振興センター(旧岩島中学校)の脇にある林道を進むと
いくつかの取り付く場所があるのですが、直登せず付近に道がないか探してみました。
この写真の奥に白い軽自動車の後ろに山道を発見。



先ほどの写真の分かれ道の標柱から一つ目のカーブ(ミラーあり)の場所に
山に入る道があります。



ちゃんと道になっているのでここから進んでみることにしました。



ブルーのリボンが見えます。
やはり先人がここから登っていることがわかります。


水溜り
途中、突然獣の水場のようなところが現れました。
イノシシ?鹿?水飲み場として利用されているようで足跡が沢山あります。



先ほどの水溜りから先に進むと、はっきりした道は途切れます。
周囲を見渡して獣道のような小さな道を見つけて更に上を目指します。
斜面は急になり、足元も滑りやすくなっています。


堀切

すると、堀切に出ました。
早くも城域に到着したようです。



小さな郭から北の方を見ると、堀切と郭とで段々に構成されているのが
見えました。
全部で堀切は3つ、連続で切られています。



堀底から主郭方面へと行くための道がないか
目を凝らして道をさがすと、うっすらと付けられた道が見えて来ます。


八の郭

七の郭の東側、
帯郭のような八の郭に出ました。


七の郭
八の郭から七の郭へ登ってみました。
ここは広場になっています。
ここが主郭?と思ったのですが、写真で見た神社が無いので違うようです。


堀切

七の郭北の先端に来ると、先に登ってきた連続の堀切と小郭が
林道方面に向かって続いているのが見られます。


大堀切

七の郭から小規模の六の郭を抜けると大堀切に先の行く手を
阻まれます。
とても見事な堀切です。



大堀切の堀底から西側へ渡る道です。
この大堀切を境に東西に分けられるような造りで一城別郭の縄張りに
なっていることを実感します。


土塁

写真の小道は堀に沿った土塁です。
大堀切に沿って土塁があり、その土塁上を進み四の郭、五の郭へと
通じています。



ここを登りあげるといよいよ主郭です。


主郭

やっと神社の屋根が見えました。
こじんまりとした主郭の大堀切側には土塁が確認できます。


二の郭

主郭から一段下がった二の郭には、秋葉神社と三峯神社が祀られています。
火災、災害の鎮守ということで、かつて麓の集落が火災に遭い
火難除けに建てられたと聞いています。


虎口

二の郭にははっきりとした道が取り付いていて
神社への道として地元の方が利用しているのでしょうか。



二の郭の虎口から下ってみました。
石が大小ゴロゴロした斜面です。
更に下の方を覗き込んでみると、道が途切れているようです。
また、この道を下りきると民家の敷地内に出るというので降りるのを
やめて引き返しました。


九の郭
九の郭までは来た道を同じように戻って来ました。
この斜面、道はは無いのですがなだらかで下を覗き込むと
林道が見えたのでそのまま降りてみることにしました。


水溜り

北側でも見たのと同じように水溜りがありました。
湧水というようなものではないのですが、山の斜面から雨水が
滲み出ているようです。



林道に降りて振り返ったところです。
ここから真直ぐ直登すると一城別郭の東の郭へ最短距離で行くことが出来ます。
道は無いので山城歩きに慣れていない方にはわかりずらい道のりになるでしょう。



因みに、舗装路から未舗装路に変わってから50mほど登って来た地点です。



麓に降りて来ました。
ローソン 吾妻岩島店から岩下城を見ています。


この城跡、取り付く場所に難儀しているようなので様子を見に来てみました。
民家の敷地を拝借してして行くには、あまりおススメ出来ないので
別のルートがないだろうかと思い探してみました。
多くの先人は林道沿いで見当つけて城域に直登して攻め込んでいるようです。
なんとかビギナーでも行けそうなルートはないものだろうかと思ったのですが
私の紹介するルートでも、道がうっすらとしかわからない場所もあるので自信を持って
お勧め出来るとは言い難いところもあります。
そもそも城なのでそう簡単に攻め入れる構造では困るわけで、ウェルカムなはずはないのですが^^;


令和元年5月11日登城



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信濃をめぐる境目の山城と館 上野編
宮坂武男
戎光祥出版
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