mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ウィーン市内観光3<水浸し引越事件>

2018年10月28日 | 旅行記
 前回は、ウィーン市内観光の自由行動で右往左往しながらも、王宮や美術史美術館などを巡って、夕食をホテル近くの韓国人が経営する日本食レストランでいただくことにして、タクシーに乗り込むところまでをお伝えしました。
 きょうは、タクシーに乗り込むところからの話になります。

 <チェコのチェスキー・クルムロフ>


 ところが、我が愛妻、タクシーに乗るのを躊躇しているではないか!運転手の雰囲気がイヤだったようである。
 それでも、無事、ホテルに到着し、近くの店でパンをゲットして一安心した。
 そして、部屋のキーをもらおうとルームナンバーを告げたら、何かただならぬ様子で、添乗員のHさんのメモを渡された。
 
 訳が分からず、メモを読んでみると、なんと!水道管(下水道管?)が壊れて部屋が水浸しなので、部屋を変わって欲しい、その代償に果物を差し上げる、と書いてあるではないか。
 細かい事情を聞こうと頭の中で英語を探していたら、Hさんが慌てふためいて駆けつけてきた。添乗員は本当に大変だよね。

 事情を聞いて前の部屋に荷物を取りに行こうとしたら、すでに新しい部屋に移してあるという。
 ただし、パスポートと現金が入った金庫は開けていないとのことである。
 総支配人を信用して、暗証番号を告げて新しい部屋(ここも鍵がいうことを聞いてくれない。)の前で待っていると、無事、パスポートと鍵が返ってくる。

 新しい部屋は本館にあり、前の部屋より少し狭いが、造りが豪華でベッドのクッションも柔らかで誠に結構である。
 だが、よく考えると、日本人を馬鹿にしているのではないかと勘ぐってしまう。日本人ではなく団体客だからかな?

 ところで、部屋に入ってみると、なるほど果物が置いてある。
 後で聞いたが、配管が壊れて私たちが入っていた北側の部屋が使えなくなったらしい。

 この後、私たちはミニコンサートにHさんの案内で行くことになっていたのであるが、この事件でパスポートがなくなるという話(無事、見つかりました。)があり、コンサート会場までの交通手段が車から徒歩になるというハプニングがあった。

 これが「水浸し事件」の顛末である。
 なんだ、つまらない!?でも、そのお陰で我が家だけが盛り籠のようなものにはいった果物をいただいたのだから、添乗員さんの苦労は大変だったでしょうが、強く印象に残る出来事になったのである。

 ああ!忘れていました。ミニコンサートは大変良かったですよ。
 小生は、半分「うつらうつら」していますので、かみさんに叱られましたが、そのためでしょうか?ホテルまで冷たい雨に濡れながらの散歩となりました。

 最後に一言。
 ウィーンは、音楽と王宮を中心とした文化の香りが漂う街です。
 次回は、オーストリアだけの旅にして、もう一度じっくりウィーンを訪れてみたといと思いました。
 さて、翌日は最後の訪問地であるチェコのプラハに向かったのであります。


 <ということで、これで旅行4日目に訪れたウィーン市内観光が終了し、翌日はチェコのチェスキー・クルムロフ観光です。それでは、これで失礼します!といいたいところですが、文章ばかりで画像がありませんので、雪景色のチェスキー・クルムロフのものを掲載してみました。>


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