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新年の御挨拶と仙台雑煮の話

2014-01-03 10:40:05 | 仙台/宮城

皆様、新年明けましておめでとうございます!新年をいかが過ごされているでしょうか。

 昨年同様、平成26年の元旦の仙台も天候に恵まれ、穏やかな新年を迎えることが出来ました。翌日の朝は一転し仙台は積雪となり、雪が止み晴れても強風となりました。しかし恒例の初売りでは、風にもめげす街は繰り出した仙台市民で賑わっていました。地元紙によれば昨年よりも人出は上回っており、高級商品が売れたそうです。先のことは不明ですが、景気が上向くことを切に願います。
 そして今年も拙ブログをご贔屓して頂けたなら、ブロガーにとって幸いなことはありません。本年も何卒宜しくお願い致します。

 お正月といえばお雑煮。 一口に雑煮といえ、ところ変われば品変る、の諺どおり日本全国にはじつに様々な雑煮があります。そこで今回は仙台雑煮について書きます。トップ画像こそ仙台雑煮で、イクラをたっぷり入れるのが特徴です。各家庭により具は若干の違いがありますが、仙台雑煮のレシピを紹介したサイトもあり、我が家とほぼ同じでした。
 総じて東北の雑煮は具沢山で大変食べごたえがありますが、下ごしらえに手間暇かかるのは言うまでもなく、主婦泣かせの料理でもあります。雑煮の他にもお煮しめ他正月料理の支度もあり、特に年末は慌ただしくなる。現代はスーパーでもおせち料理が売られており、とても便利になりましたが、やはり出来合いのものは味付けは微妙な面があります。面倒でも手間暇かけて作ったお雑煮こそ家庭の味でしょう。



 仙台雑煮は焼いたハゼをダシに使いますが、今年はこの焼きハゼが異様に高騰しています。上はその画像で、10匹を縄で束ねた1連を1万円超で販売している店も少なくない有様。地元紙の電子版には、「焼きハゼの搬入量は2012年の半分以下で震災前のわずか1割にとどまる。1連の卸値は6,000~7,000円で、震災前の約4倍に跳ね上がった」ことが載っています。

 仙台朝市でも1連が7千円で売られており、迷った末、私は今年は買うのを諦めました。1度の雑煮で1人1匹を使うし、1人前の出汁だけで7百円とは高すぎる。元から焼きハゼは安くはなかったし、昨年も1連2千円くらいはザラでした。安い品となれば、ハゼも小さく味もイマイチなのです。
 同じ宮城県でも県北部では雑煮の具や出汁も違っており、今年は母の郷里である岩出山町式の雑煮にしました。こちらはカツオや昆布で出汁をとり、大根、人参、ゴボウ、ずいき、凍み豆腐、なるとは同じでも鶏肉を使うのです。これにセリとはらこを乗せました。昔の県北では山鳥を使うこともあったそうで、今では当たり前に食べられている鶏肉も戦前ではご馳走でした。

 宮城県でも三陸海岸方面では干したホヤを出汁につかう所もあるそうで、改めて日本のお雑煮の豊富さを感じさせられます。手間がかかるのは同じでも仙台雑煮に比べ、岩出山式は値段が手頃といえるし、青森式雑煮を頂いたことがありますが、イクラなしでも他の具は岩出山とほぼ同じでした。
 高知出身の方から実家の雑煮の話を聞いたことがありますが、餅と青菜を入れただけのシンプルなものだそうな。カツオで有名な土地柄ゆえ出汁は美味いはずですが、作るのも楽で羨ましいと感じたものです。こちらでこのような雑煮を作れば、手抜きと家人からさぞ怒られます。

 来年のことを言うと鬼が笑うそうですが、来年こそハゼが例年通りに下がり、安心して仙台雑煮が食べられるようになってほしいと切に願う一庶民でした。

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4 コメント

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Unknown (Mars)
2014-01-04 14:02:30
こんにちは、mugiさん。

本年もよろしくお願いいたします。

昨年から今年にかけての焼きハゼは本当に高いですね。
1万円超えですか、、、。高級な鰹節を購入したことはありませんが、1万円となると、相当いいものが買えそうですね。

所変われば品も変わりますが、鹿児島では干した海老で出汁を取って、雑煮を作るそうですが。海老は縁起物でもありますし、食べても美味しいので、こちらも美味しそうです。

ハゼは昨年、50尾前後釣りましたが、今年も豊漁だといいなぁと、見習い太公望の私は思います。

Marsさんへ (mugi)
2014-01-04 20:55:52
新年明けましておめでとうございます‼ 本年もよろしくお願い致します。

 本当にハゼの高騰は頭が痛いです。これほど値上がりするならば、私も貴方を見習い、にわか太公望でハゼを釣った方がよいかもしれません。ハゼは初心者でも釣り易いのでしょうか。

 私も高級鰹節を購入したことはありませんが、これで出汁をとればさぞ美味いのでしょうね。鹿児島では干した海老で出汁を取って雑煮を作るとは知りませんでした。鹿児島の雑煮も美味しそうですね。ハゼは出汁を取った後は味もそっけもなくなり、雑煮では食べるよりも飾りのようなものです。
ハゼ釣り (Mars)
2014-01-05 23:04:22
こんばんは、mugiさん。

ハゼ釣りは子供からご年配の方でも出来る、釣りの入門向けだそうです。ですが、もちろん、時期や場所にもよりますが、比較的、簡単だとは思いますが、極めようとしたら、奥が深いと思います。

とはいえ、mugiさんは生エサの虫系を針につけることは可能でしょうか?もし、難しいようでしたら、ルアーやワームといった疑似餌の方がいいかもしれませんね。

釣りは色々な道具(竿やリール、仕掛け等)が必要ですが、釣堀の次に道具の準備が要らないのは、実は船釣りだったりします。船釣りの場合、竿やリールがレンタルできる場合もありますし、エサも船宿さん準備というものもあります。ですので、道具はあまり用意する必要はありませんが、やはり一番、お金がかかるのが問題ですね。

でも、ま、釣った魚をいかようにも頂けるのは、釣り人の特権ですね。また、鮮度も、これ以上なく新鮮なものをいただけますので、その分でも、特権があります、
RE:ハゼ釣り (mugi)
2014-01-06 22:25:37
>こんばんは、Marsさん。

 ハゼ釣りは釣りの入門向けだったのですか。それは結構ですが、やはり生エサの虫は画像を見ただけで引いてしまい、まして手づかみなど出来そうにありません。疑似餌は無難でしょうが、これだと食いつきは悪くなるのでしょうね。

 釣りにはまるで無知な私ですが、船釣りというのは面白そうだと思っていました。ただ、やはり値が張りそうですね。1万円は軽く超えそうだし、こうなるとハゼを直接市場で買った方が安いかも。

 仰る通り、魚を釣るだけでなく、それを捌いて食べるのが釣りの醍醐味でしょう。これほど鮮度抜群の魚もなく、出来ればトライしたいものですね。

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