トーキング・マイノリティ

読書、歴史、映画の話を主に書き綴る電子随想

もうすぐいなくなります 絶滅の生物学 その二

2022-05-06 22:10:15 | 読書/ノンフィクション
その一の続き ネアンデルタール人とホモ・サピエンスの祖先とは、会話は出来なかったと思われている。しかし、前者のDNAは現生人類にも数パーセント入っている。つまり、ネアンデルタール人はホモ・サピエンスの祖先と性交渉をしていたのだ。言葉は通じずとも、性行為は出来るから。  最終章に載った著者自身のエピソードは面白い。2018年の春まで著者は早稲田大学の国際教養部という外国人学生が多い学部で教えていて . . . 本文を読む