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米国における2013-2014年の利用可能なインフルエンザワクチンとACIPの推奨

2013-09-21 | Vaccine トピックス

2013-14年におけるインフルエンザワクチンによる季節性インフルエンザ予防に対するACIPによる推奨
Prevention and Control of Seasonal Influenza with Vaccines: Recommendations of the Advisory Committee on Immunization Practices — United States, 2013–2014(MMWR)

今年のインフルエンザワクチンの接種を生後6か月以上の全ての人に推奨する。

2013-2014年のシーズンは、3価の生ワクチンが4価に変更される。

また不活化ワクチンについても3価のワクチン(細胞培養ワクチン+遺伝子組み換えワクチン)と4価のワクチンが併用される。

米国で使用されるワクチンウイルス株は3価ワクチンでは下記の3つ

A/California/7/2009 (H1N1)–like virus

H3N2 virus antigenically like the cell-propagated prototype virus A/Victoria/361/2011

B/Massachusetts/2/2012–like virus.

4価では下記のウイルス株が追加される

B/Brisbane/60/2008–like virus

 

卵アレルギー、年齢、免疫不全等に接種禁忌がない場合、優先されるワクチンの推奨はない。


遺伝子組み換えワクチン(Recombinant Influenza Vaccine, Trivalent: RIV3)の接種対象年齢は18-49歳

生ワクチン (Live Attenuated Influenza Vaccine, Quadrivalent: LAIV4)の接種対象年齢は2-49歳

 

年齢と接種歴による必要な接種回数

 

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