国際医療について考える

国際協力という分野に興味を持つ人たちとの情報共有、かつ国際協力に関する自分としてのより良いありかたについて考える場所。

髄膜炎菌ワクチン [Meningococcus Vaccine]

2020-05-31 | Vaccine 各論
髄膜炎菌は、健常人の鼻腔や咽頭の粘膜に存在し、咳嗽等により人から人へ飛沫感染する。一部の感染者では、本来、無菌状態である血液や髄液に髄膜炎菌が侵襲することにより、敗血症や髄膜炎等の重篤な病態(侵襲性髄膜炎菌感染症)を引き起こすことが知られる。臨床経過としては、風邪と類似した症状で発症した後、急速に(通常24時間以内に)病態が進行増悪し、劇症型(Waterhouse-Friderichsen症候群) . . . 本文を読む
コメント