国際医療について考える

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CA-MRSAの治療と予防

2010-06-03 | 感染症内科 各論
MRSAは世界中の院内で流行していて、重症化や死亡の原因となる。MRSAの院内感染は医療機器の使用や外科手術によって感染の危険性が増加する。一方で市中MRSA感染はそのような危険因子のない健康な人においても感染が増加し、いくつかの国では感染が蔓延している。これらのことから市中MRSAは古典的な院内MRSAよりも感染力が強いと考えられる。市中MRSAに対する中途半端な治療は感染力を強めて感染を拡大さ . . . 本文を読む
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