蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

もろもろ…

2011年02月07日 23時03分15秒 | 日記
ここんとこ2~3週間、もろもろの出来事があり
一か月以上が過ぎたような感覚
仕事が予定通り捗らず

  あせるなあせるな
  一つずつ一つずつ…

と言う独り言が多くなった

けど、やっぱり舞台を造るって面白い
舞台美術や衣装に関しても
もっともっと知識を入れて
面白い舞台を造っていきたいなぁ~

ああ~勉強する時間が欲しい~~~

眠くならなければいいのに~~~

けど、やっぱり眠気は襲ってくる。

今月末と来月初めに舞台が二つ。

ワークショップ合同公演のほうは
小道具製作数が多く
演出面でも工夫が必要な個所があり
イメージに近い舞台にするために
予算と相談しながら格闘の末
ようやく完成形が見えて来た感じ

安曇野で上演予定の「カン太の涙」は
舞台美術に手を加え
さらにグレードを上げようと思っていた。

二つの舞台の舞台美術を同時に考えながら
資材を発注するまでに少々時間がかかり過ぎ…

合同公演のパンフはようやくレイアウトが完成。
先週中に作り終えたかったが
もろもろ出来事や予定が飛び込んできて
かなり予定がずれ込んでしまった。。

  ま、何とかなるさ
  あわてないあわてない
  一つずつ丁寧に丁寧に…

やるべきことは決まっているんだから
一つずつ完了していけば
いずれ全部終わる…はず…

終わりはなさそうだけどねぇ~

有難いことに、某社から映像関係の仕事依頼が来て
ケンタロウ君が出演することに決定。

明日は、着ぐるみの仕事の
来年度の打ち合わせが入っている。

嬉しいことです

どんなに忙しくても心には余裕を…

一つずつ一つずつ
丁寧に丁寧に…

昨日の新聞に…

2011年02月07日 14時29分53秒 | 日記
昨日、日記を書く時間がなくて今日になっちゃいましたが…

昨日の信濃毎日新聞朝刊の東北信ページに
「表現&コミュニケーションワークショップ」の記事が
掲載されました!

一昨日の長野チームの稽古場に
M記者さんが取材にいらして下さったのでした。

  Mさん、いつもありがとうございます

記者さんの存在が気になる参加メンバーたちは
若干緊張しつつもテンションは上がり気味
はにかみながらも、どことなく嬉しそうでした

下記がその記事です。



皆さん!
お時間がございましたら、ぜひ新聞もご覧くださいね

ワークショップは長野と上田の二会場で行っているため

  向こうのチームにはどんなメンバーがいるんだろう?
  稽古の進行状況はどうなんだろう?

など、お互いの存在がとても気になるようだ。

  合同練習の機会もあれば良かったかな…

と思い始めた頃、ケンタロウ君の発案で
お互いの存在を知るために
「ビデオレター」の交換を開始した。

最初は、お互いコメントのみだったが
今ではパフォーマンスを交え
チーム色が滲み出る映像が
長野と上田間を、毎週往来している。

個性があって面白いですよぉ~~

最初は、恥ずかしさであまりしゃべれなかったメンバーが
今では、みんなと打ち解けて、一緒に
パフォーマンスをやるようになった。

僅か三ヶ月間だけど
内容の濃いワークショップになりました。

当初予定より、色々な面で時間をかけ過ぎているため
私としては反省材料が山積みだが
参加メンバーの笑顔とテンションを見ると

  やって良かった…

と本当に思える。

来年度は、別の市町村での開催を考えている。
今回の反省点を踏まえ、更に良い企画にできるよう
準備を進めていきたいと思っている。

今週中に衣装や道具類の準備を終え
来週以降は、作品づくりに集中していこう

節分

2011年02月04日 22時59分29秒 | 日記
昨日は節分!

一昨日、豆まき用の殻付きピーナッツを買い
稽古場で豆まきをしようと思っていた。

鬼は、カン太役のケンタロウ君だよねぇ~~

……………

と思ってたけど、その鬼さんから今朝

  インフルエンザになっちゃいました。。

とせき込みながら電話が入った。

  うぉ~~っ!
  とうとう来ちゃった…

上田はインフルエンザが猛威をふるっているので
移らなきゃいいけどなぁ…と思っていたが…

  うん?
  ってことは…一週間動けないってことだね…
  さて、どうしようか…

ケンタロウ君の体調を気にかけつつも
劇団運営のほうに頭がいってしまい

  冷酷だわ、私って…
  ……
  あ、そうだ!
  今夜は市民ワークショップが入ってた!
  どうしよう…ケンタロウが休みなのに
  私も休んだら、稽古になるかな…

と迷ったけど、市民会館建設のための
大切なワークショップなので欠席はできない。
なので、団員の自主稽古にしてもらうことにした。

豆まきのほうは、ケンタロウ君も私も不在だったが
稽古場で無事執り行われようです♪

節分って、元は立春・立夏・立秋・立冬の前日に
行ってたんだって。
つまり、一年に四回もあったってわけ。

それはなぜか?

昔、季節の変わり目は邪気が生じると考えられ
宮中では悪霊を追い払う行事が執り行われていたとか。
それが庶民に広まって、鬼払い行事になったそうで。

私が小さい頃、実家では必ず毎年豆まきを行っていた。
炒った大豆を撒き、数え年の分だけ食べるというのが決まりで
この豆を食べると一年間健康で過ごせると教えられていた。

それに倣い、結婚してから子どもが小さいうちは
自宅で毎年豆まきをしていたけど
彼らが成長してからは…というか
忙しくなってからは、と言ったほうが正解かな?
つい節分の日を忘れてしまって…

  あ…また今年も豆まきしそびれたぁ~

ってことも度々あり…

で、今年は稽古場でみんなと一緒に豆まきをやろう!
と思い立ったにもかかわらず
残念ながら自分は参加出来ませんでした

私は建設検討委員をやらせて頂いている。
その関係で、市民参加のワークショップへも
一度ぜひ参加してみたいと思ってたが
いつも稽古に重なっていて出席できずにいた。

が…
二週間前に、突如検討委員会で話し合ってきた方向性と
異なる方向に話が進み出し

驚いた私は市側に理由を尋ねたところ
方向が変化したのは
市民ワークショップからの提言書だったと知り

  これは、ワークショップにも参加しないと
  検討委員会で話し合ってきたことが
  無駄になってしまうかもしれない…

と思い、ケンタロウ君に相談して
稽古を休んでも参加することを決めたのでした。

そして、今日晴れて初参加させて頂いたんだけど
検討委員会とは全く違う雰囲気で
発言をしやすい空気が漂っていた。

まあね。
ヘタすると無責任な発言も出る可能性は高いんだけど
意見を自由に言える雰囲気って大切だよね。

それと建築家の人が多いのにびっくりした。
建築家の方の意見を聞くのは、私にとって
とても勉強になったし
建設に関して、柔軟な発想を
閉ざしていた自分に気付かせて頂いた。

検討委員会だとねぇ
いつも市側から

  この方向で話し合いをお願いします

と言われ、決められた枠内だけで
考えなければならない状況があった。
そのため、あるライン以上は思考を
停止していたんだよねぇ

これに気付いたのは大変収穫だった。
検討委員会で話し合いが喧々囂々とならないのも
そこらへんに原因があるんだろうね。

明日、検討委員会が入っているので
肩の力を抜いて発言してみようと思った。

終わって時計を見ると、既に21:30!
稽古の進行状況が気になりつつも

  だめだわ…今日はあきらめよう

と行くのを諦め、稽古後会う約束していた
Sさんとの待ち合わせ場所に駆け付けた。

Sさんは、力強い支援者のお一人。
今日も、合同発表会のチラシを預けるために
時間をあけていただいたのに
結局30分近くも遅刻してしまった。

  申し訳ありません

Sさんは、私と同じ年ということもあって
話題はお互いの仕事や子どもの話など多岐に亘る。
今日も長話になり過ぎて、ふと気付くと
夜中のおやつの時間でギョッ!

Sさんと別れて自宅に戻り
眠くなるまでパンフレットの製作をして…

ふぅ…
完全に昼夜逆転生活になってるなぁ…

徐々に昼間の体に戻しておかないと
公演の時がマズイなぁ…

携帯電話

2011年02月02日 23時33分55秒 | 日記
いよいよ携帯電話の調子がおかしいらしい

何年使ったんだろう?
もう覚えてないくらい古い携帯だ。

一週間ぐらい前からだったかな…
携帯で話している人から

  すみません
  声が聞こえないんですが…

とか

  なんだかジージーって音がして…
  声が聞こずらくて

と言われるようになり
最初は、電波が悪いんだろう…と思ってたんだけど
いよいよ劇団員から

  青木さんの携帯、絶対おかしいですよ
  今まで、こんな音したことなかったですから
  早く買い換えたほうが良いですよ

と注意され、その同じ日に
東京在住の長男から電話があり

  お母さんの携帯、絶対おかしいって
  声がよく聞こえない
  早く換えたほうがいいよ

と忠告を受け

  とうとうダメになっちゃったか…
  マズイよね
  仕事の電話もかかってくるしねぇ…
  早くショップに行かなきゃ…

と思いながら既に数日が過ぎてしまった 

自宅で作業していると
夢中になっていつの間にか夕方で…

  そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!

はい。
そうですね。。

というわけで、今日こそ外出したついでに
ショップに寄ろうと決めたのだが…

今日の一番の外出目的は「しなのき」
ここはワークショップ合同発表会の会場で
演出上、使いたい機材に関して
支配人さんに相談に伺ったのでした。

支配人さん曰く

  ここは、舞台用のホールではなく
  多くの市民の皆さんが使う多目的ホールなんです
  舞台用に造られていないんですよ

と。

私が使おうとしている特殊効果は
舞台を上演する上ではオーソドックスなものなんだけど
それでも使わせて頂けるか否か微妙なところだった。
支配人さんが行政に相談してくださって
今回は使用許可がおりたんだけど…

にしてもねぇ…

  演劇を上演するホールは「しなのき」があるじゃないか

と言っていた関係者の皆さんに
支配人さんの言葉を聞かせてあげたい

そんなことを思いながら
「しなのき」をあとにして
次はメガ・ドンキへ。

目的は、児童劇で使用する衣装と大道具用の資材購入。
結局衣装は適切なものが見つからず
大道具用資材は、ドンキ内にある
百円ショップで数千円分を購入。

同行した劇団員に

  ちょっと買い過ぎじゃありません?

と言われたので
  
  ちゃんと形にしてね。
  無駄にしないように。

と切り返すと

  うおっ!責任おもぉ~っ!

と叫んでました。

その後、原信に移動し、もう一度衣装を探して

  やっぱりないねぇ…
  ネットで注文することにしよう。

あ、既にネットでは探してあったんです。
けど、送料を入れると高めになるので
近隣で見つけることができれば…と探してみたのでした。

これで市内の安価で購入できそうなお店は
殆ど見て回ったことになる。

  ふぅ…

これも貧乏劇団の悲しいサガ…
こうやって舞台のたびに
一円でも安く仕入れようと
余計な時間を割いてるんですよぉ~
費用対効果を考えると非常に微妙なんですが
赤字を出さない秘訣はコレだったりします

その後、ケーズデンキでパソコン関係のサプライ品を購入。

  さて、じゃ帰るか…

と歩きだしたとき
ふと、脇を見たらナント!
携帯ショップが

  あーーーっ!そうだっ!!
  携帯、買わなきゃだった

またまた忘れるところでした

こうして、偶然に目に飛び込んできたショップのおかげで
本日無事新しい携帯に換えることが出来たのでした

今まではオレンジ色の携帯だったけど
今回は夢幻色「ブルー」にした。

真新しい携帯を眺めながら

  なんか違和感を感じるなぁ…
  自分のものだって認識するのに時間がかかりそう

ホントはね
エンジ色とかがいいって思ってたんだけど
ちょっと安めで機能が充実しているのは
この機種しかなくて、色が

  ブラック・ホワイト・ブルー

の三色のみ。

悩んだ末、一番目立つブルーに決めた。

目立たないとと携帯の存在を忘れちゃんですよ。
よく家に忘れて、劇団員から注意を受けてます。。

  携帯に頼り過ぎでしょ~っ

って言いたいところだけど
私の携帯は事務局も兼ねているので
そんな言い訳は通用しない

ブルーの携帯さん
これからよろしくね

衝撃的な夜!

2011年02月01日 23時55分28秒 | 日記
稽古後、買い物をして帰ってきて
夕飯を食べながら、久しぶりにテレビに目を向けると
「ぷっすま」という番組がやっていて
お笑い芸人たちが「オレコツ」を次々に披露♪

  へぇ~~

って思うようなことが次々に提示され
普段バラエティ番組を殆ど観ない私は

  こういう番組でみんな雑学を覚えるんだねぇ~

と一人でふんふん感心していた。

時に「???」というのもあったけど
たまには、こういうのも観たほうがいいんだろうなぁ…
などと情報に偏りがある自分を省みたり。。

マジ知らないんだよねぇ、バラエティ。
家族が観るので、ボーっと眺めているときはあるんだけど
大抵そういう時は、別のことを頭で考えていて
テレビの内容は殆ど覚えていない

  観たい!
  観るぞ!!

と決めた番組以外、脳がインプットしようとしない。
何となく耳に入って来るという人が
羨ましくて羨ましくて

若い頃から「ながら」が苦手
「ながら勉強」を出来る同級生が羨ましかったなぁ。

私の学生時代は、ラジオの深夜番組が大流行で
一応私も勉強しながらラジオを流してたんだけど
勉強に集中すると、耳から全然情報が入ってこない

  なんでみんな、あんなに覚えてられるんだろう

と、自分の頭の悪さに落ち込んだっけ

「ぷっすま」って聞いたことはあったけど
どんな歴史があるんだろうと思ってWikiで調べたら
1998年から続いている超人気長寿番組と知りビックリ
ってことは、多くの日本人が知ってる番組なんだよね。
うちでも毎週、きっと流れていたに違いない。
けど、私は…タイトルしか知らなかった…

  こんなことも知らないようじゃダメだよなぁ…

と、反省したものの…

じゃ、明日からテレビを観よう
と言う気になれないんだよねぇ

これじゃ反省にならんね

頭が固いんだよね、きっと。。

ん?
そうでもないか…
柔らかいところもあるよなぁ…

じゃないと、演技も出来ないし
作品も作れないし…

要するに…だ

自分が(脳が?)興味を持ったり
面白いと思わないと脳が受け付けないってことだ。

なんて我儘な脳

今更だけど、我ながらあきれた

だって天下の「ぷっすま」を知らないなんて…

かなり衝撃的な夜でした

・・・・・・・

ここで一度日記を終え
落ち込みっぱなしは嫌なので
更にWikiを読み進めたところ

  そっか!
  そういうことか!!

と、若干ホッとする記載があったので
もう一度日記を開き、書きだしたところです。

このネオバラエティ番組「ぷっすま」は
以前は、多額な自腹金額の支払いや
危険なゲーム・罰ゲームを売りにしていたとの記載が

  ああ、そうか…
  私が苦手な番組だったんだ
  だから、以前は敢えて観なかったんだね、きっと…

そういえば、息子たちに

  こんなのどこが面白いの?

と言っていたような覚えが…

更にWikiを読み進むと

ビビリ王、ギリギリマスターなど
過激で危険なゲームが増えていく一方だったが
「西部警察 SPECIAL」の撮影中に事故が起こって以降
自粛気味になり、ギリギリマスターは
危険なチャレンジが減少し規模縮小
ビビリ王は年1~2回の放送になったそうで。

けど、ギリギリマスターとビビリ王は
規模縮小されてもなお企画№1を争う人気企画だとか。

過激なこととか、死体をみるとか…
好きな人が多いんだよね…

  それはそれで否定することじゃないんだよね。

と思えるようになったのは40歳を過ぎてから…

どんな価値観も理解したいと思うし
その欲求がどこから来るのかも分析したい。
そうすれば、もっといろんな作品を創作できる

芝居をやってなかったら
どんな人間になってたんだろう…

と考えると冷や汗が出る

そういう意味でも衝撃的な夜でした