昨日は天皇誕生日。
天皇陛下、平成最後のお誕生日のお言葉に涙・・・
平成の時代を振り返られ語られる一言一言が胸にズシンと響き
戦後の日本を振り返るひと時となった。
【会見全編】
世界各国で起きている民族紛争、テロ
数々の災害に心を痛めていらっしゃるご様子が
ひしひしと伝わってくる。
第二次世界大戦後、日本に返還された奄美群島
小笠原諸島、そして沖縄に関する言及と
国民への感謝、皇后さまへの労いの言葉は
天皇陛下のお人柄がにじみ出ていた。
【会見抜粋】
沖縄の人々が耐え続けた犠牲に心を寄せていくとの
私どもの思いはこれからも変わることはありません。
先の大戦で多くの人命が失われ
戦後の平和と繁栄がこのような多くの犠牲と
国民のたゆみない努力によって築かれたものであることを忘れず
戦後生まれの人々にもこのことを正しく伝えていくことが
大切であると思ってきました。
平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに
心から安堵しています。
・・・・・
私も沖縄の情勢を見るにつけ、いつも心を痛めている一人だ・・・
政治に関する公言をひかえるようになったのが
Blogを書きづらくなった理由の一つでもあった。
今は、自分のBlogだから思ったことを書こう！と
ようやくスッキリ心が定まったので、再開したわけだが
少し前までは、自分の発言に関する他者への影響を考えていた。
様々な考え方がある。
人命、国益、利便性、安全性・・・
何を大切にするかで、選択が変わる。
この世に絶対はない。
あり得ないことが起こるのが人間社会なのだ。
その上で、自分は
何を(大切に)思い
何を選び
何を行うか・・・
そして
価値観の異なる人々と、どこで折り合いをつけていくか・・・
基準の置き方によっては、自分自身を押し殺してでも
相反する選択をしなければならない時もある。
・・・と、以前は思っていたが
それも違うなーと思うようになった。
これって、相反する選択ではないんだよね。
だって、大切な何かを守るために判断するわけだから
それは私にとってもベストな選択なわけで・・・
回り回って、こういう時に邪魔しているのは
自尊心だったり、羞恥心だったりするんだよなー
というところに落ち着く。
私が大切に思うのは「命」
これは人間に限らない。
地球上に生を受けたものにはいずれ死が訪れる。
いただいた命を大切に、そして心豊かに生きられるように・・・
これが私の願いであり、そのために私ができることとして選んだのが
『演劇』
天皇陛下のお言葉を聞きながら
自分自身の使命を再確認しつつ
本当の幸せとは何か・・・に思いを馳せた。
