蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

助かってます♪

2012年07月27日 23時23分15秒 | 日記
今週水曜日から連日稽古に参加して下さっているTさんは
オープンエアの稽古初めから、ずっと
演出の私のサポートをして下さっている。

或る程度演出プランが定まって来たこともあり
私がメイン稽古をしている間
別の場所で、Tさんが他のシーンの稽古の
チェック及びアドバイスをして下さっている。

自主稽古も大切だけど、客観的に見て
アドバイスをしてくれる人がいたほうが
みんな気付きが早くなる。

Tさんは

  役に立ちたい

と仰って、自分の時間を費やして
稽古に参加して下さっている。

本当に有難いことです!

今日は、午後からガンちゃんとKさんの稽古。
二人は夫婦役なんだけど、なかなか夫婦らしく見えず
ガンちゃんは、光が見えない状態が続いていた。

が、ようやく今日、その暗闇がら脱出?!

きっとTさんのアドバイスや
Kさんとコミュニケーションを多めに取るように
指示したことが良い方向に作用したのでしょう。

演技は、目的を忘れてしまったら単なる行為になる。
左脳じゃなくて、右脳で…
心と丹田と皮膚感覚で目的を感じられるようになることが肝要。

ここで障害になるのが、養老孟司さんが仰るところの「バカの壁」

人の心は複雑で、心の置きどころにより
受け入れ態勢OKの時と、NGの時がある。

まあ…
簡単に言えば、テンションの高低なんだけどね。

これは演技だけじゃなく、何事にも言えること。

しかも、その時のテンション次第で
言葉の受け取り方も変化してしまう。

  やっかいだなぁ…

と思う反面

  興味深いなぁ~

とも思う。

お陰さまで、演出しながら毎日
人間観察をさせていただいています!

にしても・・・

「本物の思い」があれば、ブレないんだよね。

と、つくづく思う。

気付いて欲しいな

「本物の思い」を持つ大切さを…

あっ!

本日、長野県知事より、公演パンフレットにメッセージをいただきました!

  ありがとうございます!

お口添えとご足労を賜りました皆様に
心より御礼申し上げます。

さあ、今週末が一つの山場。
ここで、ライン越えができれば
今年は更にハイレベルな舞台を目指すことが出来る―