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ある日カッパ姉ちゃんとカメラおじさんの家に一匹の子犬がやってきた。
日々のうつろいの発見と冒険を胸に生きていこう!

旅とカメラ~清川泰次が写した昭和日本紀行

2009年03月05日 | 美術館・イベント
世田谷区成城の住宅街の中に、洋画家・清川泰次(1919~
2000)の元アトリエを開放して造られたギャラリーが
あります。
   
抽象画で知られる清川氏ですが、彼は写真という視覚表現
にも熱意を示し、沢山の写真を残しました。
今回は「昭和日本紀行」というテーマの下、昭和10年代に
清川氏が日本各地へ旅した際の写真を、愛用のライカや
アルバムと共に展示、紹介しています。

味わい深いモノクロームの画面に写っているのは、箱根
の温泉、江ノ島の海岸、日光の滝、奈良の鹿、大島の椿娘
・・・土産物屋の売り子、波に揺れる遊覧船、車窓からの
田園風景など・・・どれも旅情に富んだものばかりです。
古い写真ならではのレトロ感に浸りつつ、旅のロマンを
感じてみて下さい。
   
この写真展は3月22日まで清川泰次ギャラリーにて
開催されています。
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