日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

がんばれ上海高島屋。めげるな!

2014-07-12 | 中国経済関連

 開業以来苦戦が続くといわれる上海高島屋。確かに立地が悪い。1970年頃に二子玉川店を開店しているので、高級住宅地の単店舗百貨店経営という点で成功事例がある殻のチャレンジかもしれませんが、他の商業施設が無いのと、上海の場合金持ちはかなりいるが、平均収入という点では1970年代の東京と比べるまでも行っていないのか。

 その高島屋の巻き返し策の一つが子供にフォーカス、という事はフリ-ペーパーかなんかで聞いていましたが、昨日、今日と連日いってみるとこんな感じ。今日は土曜日ですが、いつものとおり多くのフロアはガラガラ。4階の子供用品売り場には、上記の写真のように子供が無料で遊べる場が2ヶ所も作られておりそれなりにお客さんたちが遊んでいます。

 テナントが抜けてフリースペースが多いせいか、5階にはラジコンや大人向けぷらもです等の趣味系のショップが入り、そこで船のラジコンを一つ昨日購入。帰ってみたら動かしかたがわかんなくて今日もよった次第です。5階は会いロボットと類似業者が出店していて、例の載っていると自動的に動くカートがあり息子はそれで遊ぶ。

 3階に何故か日系の幼児教室が開かれている。看板は中国語も記載しているが、サンプルとしておいてある教材は日本語のまま。

 4階に文具売り場があるが、同じような商品を3階でも販売している。

 マァ店割とかめちゃくちゃのようにも想いますが、苦労しているのでしょう。

 

 さて、、、これが上記写真の後1時間後の姿。。。

上記右の写真のそばですが、ボールが沢山飛び出ていますね。子供たちが傍若無人にボールを投げあい外にこぼれているという次第。親は誰もそれを止めることも、拾う事もしない。店員があきれてみているがそれだけ。誰かがいづれ片付けるのでしょうけどね。。

 日本じゃ考えらんないんですけどね、是が現実。

 

 いい試みですが、まだ日本発想が抜けていないのですね。

 ちなみにモールなどに行くと結構しょうも無いところでも有料で子供を遊ばせる場所があり、まぁまぁ繁盛しています。いまの家の前のウォルマートはかなりシャビイですがやはり1階にこういうところがありとりあえず日中に行くと客はいる。そういう遊戯施設を無料で使わせるというのはある忌みとてもよいことでしょう。私たちも昨年末まで開いていた小さな店の中に、もっと小さな子供2-3人がままごとできるスペースを作っていました。いや、馬鹿にするわけじゃないけど子供相手の商売だとこういうのは常策です。

 

 で僕らはレゴとかをおいていましたが、途中から店で販売している商品のみに切りまえました。理由は申しませんが。で、毎朝あーいーさんが子供を連れてここでだべっていました。当然あーイーさんはお金が無いのでそこで商売にはならないっすね。土足で上がりやがるし。

 

 高島屋は、最上階のレストラン街と地価1階だけがそれなりにお客さんがいて、他のフロアは基本的に店員さんのほうがお客さんより多いというのが悲しい現実です〔休日でさえ)。日本人をここから除いたらもっと悲惨でしょう、だから日系ふリーペーパーに最近広告を沢山載せています。個人的には全くの無駄金だと想いますけど(だって日本人は、私自身がそうであるようにほっぽっても勝手に集まるもの)。この4階のお客さん、近所にお住まいの子連れが多いのでしょうが、ここで遊んで何か買っていくのかな??

 

 大企業の資金力で色々と試行錯誤をされていくのでしょうし、お気に入りの店が幾つかあるのでチョコチョコ通わせていただきますが、何でこうなっちゃうのかな。がんばってほしい。

 

 

 

 

 

 

 

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