面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

世論は内閣総理大臣に相応しい政治家を選べない

2024-08-27 22:58:40 | 政治
マスコミの世論調査が信用できないものなのかもしれないが、マスコミによる世論調査で自民党総裁に相応しい政治家、立憲民主党代表に相応しい政治家の一位はそれぞれろくでもない政治家だ。世論と輿論を分けるべきとの考えもあるが、世論調査では内閣総理大臣に相応しい政治家を選べないのだ。

それぞれ石破茂と野田佳彦では話になるまい。どちらも緊縮財政派だからだ。国民は財務省のプロパガンダで積極財政でしか経済を再生させられないことを理解していないのだろうか。

~~引用ここから~~
次の自民党総裁にふさわしいのは、石破氏22%・小泉氏20%・高市氏10%…読売世論調査

次の自民党総裁にふさわしいのは、石破氏22%・小泉氏20%・高市氏10%…読売世論調査

【読売新聞】 読売新聞社は23~25日、全国世論調査を実施した。9月12日告示、27日投開票の自民党総裁選を巡り、次の総裁に誰がふさわしいかを聞いたところ、トッ...

読売新聞オンライン

 


 読売新聞社は23~25日、全国世論調査を実施した。9月12日告示、27日投開票の自民党総裁選を巡り、次の総裁に誰がふさわしいかを聞いたところ、トップは石破茂・元幹事長(67)の22%で、小泉進次郎・元環境相(43)が20%、高市早苗経済安全保障相(63)が10%と続いた。

 調査は、自民の政治家11人から選んでもらった。4位以下は、河野太郎デジタル相(61)7%、上川陽子外相(71)6%、小林鷹之・前経済安全保障相(49)5%、茂木敏充幹事長(68)2%、野田聖子・元総務相(63)1%、林芳正官房長官(63)1%、加藤勝信・元官房長官(68)1%、斎藤健経済産業相(65)0%で、「その他」は0%、「いない」は10%だった。青山繁晴参院議員(72)も出馬に意欲を示している。
~~引用ここまで~~


~~引用ここから~~
次の立憲民主党代表、野田氏25%・枝野氏15%・泉氏8%…読売世論調査

次の立憲民主党代表、野田氏25%・枝野氏15%・泉氏8%…読売世論調査

【読売新聞】 読売新聞社の全国世論調査で、次の立憲民主党代表にふさわしい政治家を聞いたところ、1位は野田佳彦・元首相の25%だった。2位は枝野幸男・前代表の15...

読売新聞オンライン

 


 読売新聞社の全国世論調査で、次の立憲民主党代表にふさわしい政治家を聞いたところ、1位は野田佳彦・元首相の25%だった。2位は枝野幸男・前代表の15%で、泉健太代表は8%で3位となった。

 9月の立民代表選を前に、所属議員7人から選んでもらった。4位は江田憲司衆院議員と小川淳也衆院議員、馬淵澄夫・元国土交通相が3%で並んだ。重徳和彦衆院議員は0%だった。「その他」は0%、「いない」は15%だった。

 野党が次期衆院選で、与党に対抗するために候補者をできるだけ一本化する方がよいと「思う」と答えた人は、62%(7月調査58%)で、「思わない」の23%(同29%)を大きく上回った。
~~引用ここまで~~


若い人は知らないかもしれないが、少し前の内閣総理大臣に相応しい政治家は田中眞紀子だった。その後は舛添要一だ。どちらも内閣総理大臣に相応しくないことを露見させて失脚している。

世論調査で選ぶ内閣総理大臣に相応しい政治家はろくな政治家がいないということだ。

石破茂は長いこと内閣総理大臣に相応しい政治家の一位を占めているが、石破茂の何が良いのか私には全く分からないのだ。

石破茂は保守派ではないし、緊縮財政派だ。緊縮財政では国民が一番重視している経済が良くなることはないのだ。それでも総理総裁に相応しい政治家の一位になってしまうのだ。国民少なくとも世論には政治家を見る目がない。

立憲民主党の代表にしてもそうだ。民主党の一丁目一番地の公約である消費税を4年間は増税しないを破り財務省の犬になって消費税増税を強行した張本人が野田佳彦ではないか。

消費税増税を喜ぶのは財務省と財務省の犬に輸出還付金で喜ぶ大企業くらいのものだ。それともわずか13年前のことも忘れてしまったのだろうか。やはりこちらも世論には見る目がない。

国民を痛め付けるだけの小泉純一郎と竹中平蔵を支持してしまった私ももちろん同罪だが、国民には自分達の利益を維持・拡大してくれる政治家を選ぶ能力がないということだ。マスコミのプロパガンダが効いているということでもあるのだろう。

新聞は財務省の犬だし、テレビは新聞のグループ企業だからやはり財務省の犬だ。財務省はマスコミを支配している。ネットがマスコミの世論しないに蟻の一穴といきたいところだが、まだ崩れそうにない。

新聞の部数は激減し、テレビの地上波の視聴率も激減しているが、それでもまだ新聞とテレビが世論を支配している。ネットは螳螂之斧ではないが、世論を変えるほどの力はない。

そうはいってもなにもしないでいることはあまりに不毛だからこうしてブログを書いているのだが、ランキングが上がったことは嬉しいが、個人ブログでは螳螂之斧でしかない。

経済を再生させるには国債を大量に発行する積極財政が必要なことを国民に理解してもらうしかないようだ。「無駄の削減」「改革」と聞くと条件反射で支持してしまうのが国民だが、必要なのは国債発行なのだ。そして国債を大量に発行する積極財政派の政治家を内閣総理大臣にすることだ。

そのためにブログを書くし、読者にも周囲の人やネットで積極財政が必要なことを広めて欲しいのだ。

新聞は財務省の犬の緊縮財政派だから不買・解約を増やして財務省のプロパガンダの影響力を下げたい。「繰り返す」ことがプロパガンダの要諦だからだ。新聞、テレビで財政規律が必要だ、日本の財政は先進国最悪だと繰り返すから国債発行を減らさなくてはならないと思う国民が増えてしまう。

反論することももちろん効果がある。私もたまにしている。しかし新聞を金を払って買い支えるてプロパガンダを広めることほど莫迦らしいことはない。まずは不買・解約を広めよう。

テレビもワイドショーが国民を洗脳する装置なのだ。だからワイドショーだけは見ないで欲しい。他の番組は見たいものだけを見るようにしてくれれば視聴率は自然と下がり影響力は落ちる。

マスコミを財務省に支配されているのだからネットと口コミそして投票で抵抗するしかない。緊縮財政派の国会議員を落とし、積極財政派の国会議員を増やそう。

最後にランキングボタンを押してくれるようお願いする。ランキングが上がればより多くの人に読まれるし、私の気持ちも上向くからだ。

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2 コメント

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くもりなき眼 (もののけ姫ファン)
2024-09-19 07:11:41
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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科学と宗教の文明論的ダイナミクス (歴史国際政治学関係)
2024-09-19 15:43:36
一神教はユダヤ教をその祖とし、キリスト教、イスラム教が汎民族性によってその勢力を拡大させたが、その一神教の純粋性をもっとも保持し続けたのは後にできたイスラム教であった。今の科学技術文明の母体となったキリスト教は多神教的要素を取り入れ例えばルネサンスなどにより古代地中海世界の哲学なども触媒となり宗教から科学が独立するまでになった。一方でキリスト教圏内でも科学と宗教をむしろ融合しようとする働きにより、帝国主義がうまれた。宗教から正当化された植民地戦争は科学技術の壮大な実験場となり、この好循環により科学と宗教を融合させようというのである。その影響により非キリスト教圏で起きたのが日本の明治維新という現象である。この日本全土を均質化した市場原理社会する近代資本主義のスタートとされる明治維新は欧米などの一神教国が始めた帝国主義的な植民地拡張競争に危機感を覚えたサムライたちが自らの階級を破壊するといった、かなり独創的な革命でフランス革命、ピューリタン革命、ロシア革命、アメリカ独立戦争にはないユニークさというものが”革命”ではなく”維新”と呼んできたのは間違いない。しかしその中身は「革命」いや「大革命」とでもよべるべきものではないだろうか。
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