誠茅庵という名の小さな小さな美術館

絵や写真、そして雑感日記。。
六十の手習い(水彩画、スケッチ等)帖。

25展ー12企画NO,11 「第4回 日よう会水彩画展」よりー(12~1)

2013年07月20日 | Weblog

 

     佐藤さん作品ノ1/3

        佐藤 典子さん  画    『 F L Y 』

会場に置かれたギャラリーの方の自由な書き込み帳上でも、来てくれた多くの私の

友人知人達など、大勢のギャラリーの方々が、皆さんがこの人の絵には一番気に

なったようです。水彩淡彩画としてまことに素晴らしく、絵をやっている方もやってない

方も皆さんがそう思ったようです。

この淡い色合い、タッチ、それでいて微妙な濃淡での表現はすばらしく、濃く塗りこむ

のが好きな私でさえ素晴らしいと思い前からのファンなのです。

この題名もこれ又ユニークで、彼女が大のファンであるSMAPという歌のグループの

曲の題名なのだそうですから愉快です。

何となく絵と題名との脈絡がありそうな気がしてくるから不思議です。


25展ー12企画NO,11 「第4回 日よう会水彩画展」よりー(13~1)

2013年07月20日 | Weblog

 

     広崎さん作品の1/3

        広崎 勝代さん 画   『 初 夏 』

この方の絵は、デッサンのしっかりした点が定評のあるところで素敵なものです。

絵が終われば、気さくで私の下手なジョークも解してくれる好もしい方ですが、絵の

画面に向かっている時は、熱心に集中しておられて、声を掛けられる雰囲気では

ありません。 このスイカもプリンも美味しそうです。


25展ー12企画NO,11 「第4回 日よう会水彩画展」よりー(14~1)

2013年07月20日 | Weblog

 

      山下さん作品の1/2

         山下 登紀子さん  画   『マンドリン』

この方のきっちりしたシャープで爽やかな描き方はいつも素敵です。

お人柄もきっとこの絵のような方なのだろうと思っています。

教室では、雑談や談笑の時と違って(とは言っても、絵を描いてる時以外と

いえば、残念ながら暑気払いか忘年会の時しかあまり知らないのですが、

そうした折りでの公平でキチンとしたご意見やその溢れる笑顔から、私が

抱いているイメージ像と比べて)、いつも真面目でとても真剣さが感じられて、

声を掛けるのがはばかられるタイプの中のお一人です。


25展ー12企画NO,11 「第4回 日よう会水彩画展」よりー(15~1)

2013年07月20日 | Weblog

 

      野口さん作品の1/3

        野口 昭美さん 画   『ただいま』

とびきり明るく冗談好きな楽しい方です。教室での先生とのやり取りも面白くて厭きません。

いろいろな展示会でその作品にお目にかかりますし、かなり描いて居られるとお見受け

します。

それだけに確実に実力を着々と付けて、今やすっかり何を描いても腕を上げられました。

確実で安心感のある安定した絵(デッサンも色合いも)とでも言えば良いのでしょうか。

モチーフの鞄と手袋から「ただいま」という題名の発想もいいですね。

会期中受付に、次の次に陳列している「新緑」の絵がとても良いとしみじみと言って帰った

老紳士が居られたそうです。それがもし旦那様でなければ、大変なお爺さんキラーなの

かも知れません。