ラージヒルで予定されていたゲームだったが、強風の為2試合ともノーマルヒルに変更して開催された。
初戦は2時間以上を要して1本で決着。
優勝したのは昨シーズンの総合チャンピオン、フロイント(GER)
今シーズンが開幕してから悪天候続きでオフィシャルトレーニングがほとんど出来てない状況、ルカも2試合ともキャンセルで、試合感もまだ掴めず選手の調子自体も把握しきれないところだ。
そしてノーマルヒルでの試合。
感覚を合わせるのも大変だ。
手探り感から脱せれない選手も多々のリレハンメル初戦。
とにかくナーバスになる試合だった。
選手達は本当に疲労が溜まった事だろう。
その中でのフロイントは「持ってる」としか言いようがなかったような…
2位のガングネスとは0.1pの差だった。
2戦目はみんながラージヒルでと期待していたが、やはり公平性が保たないとの判断からか、早々にノーマルヒルでとのインフォメーション。
前日とは比べものにならないくらいの穏やかさ、とはいっても強風はある。
順調に予選はコンプリート。
トップ通過はコウデルカ。
日本の選手もいいパフォーマンスができ、全員が予選通過。
ノーマルヒルにも感覚が合ってきてる各選手。
1本目、トップに立ったのはガングネス。
しかし、風のコンディション的には難しい状況なので、20位くらいの選手まではチャンスはあるといった感じ。
2本目は良い状況が多く、大幅な順位の変動が見られると思いきや、好ジャンプが続出。
差がつくところと言えば、WFとテレマークランディングだけ。
ノーマルヒルでこんなに見応えがある試合はそうそうお目にかかれない。
そもそもWCじゃノーマルの試合は組まれてないので。
ノルウェーVSドイツのコーチリクエストでのゲートチェンジも凶と出るか吉と出るかで面白かった。
(ガングネス、ハウアー、フロイント、フライターク)
ドイツは逆転するには選択せざる得なかったかもだが…
リクエストしなかったヤヌスのジャッジも忘れてはならない。(プレフツ)
加点できなかったのはハウアー。
優勝経験の無いガングネスが優勝に向かってゲートをダウンし、ダブルプレッシャーがかかった状態で、どんなパフォーマンスができるのだろかと思いきや、2本目もトップスコアでの完全勝利はあっぱれ!
WC参戦7年目にして初優勝となった。
願わくばラージヒルで勝ちたかっただろうが…
次戦に注目だ。
この試合は全選手にベストパフォーマンス賞をあげたいくらいの内容だった。
リザルトは数字にしかすぎず、本当に誰が勝ってもおかしくないような昨シーズン以上の激戦模様。
どの国も層が益々厚くなって、そして熱く観戦させてもらえそうだ。
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