MTC Ensemble

名古屋で活動しているマンドリンアンサンブル「MTC Ensemble」の専用ブログです。

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来場御礼

2020-02-24 13:11:54 | 演奏会のお知らせ
MTC Ensembleの演奏会にご来場いただき誠にありがとうございました。

当日、酒井さんが解説しましたように、第1ステージは過去に演奏した楽曲からセレクトしました。
第2ステージは、イタリアオリジナル、クラシックの名曲と酒井さんの曲を取り上げました。

今回の演奏曲目は下記のとおりです。

【第1ステージ】
《Suite "HIKARI"》は、「HIKARI,2014」、「KODAMA,2014」、「NOZOMI,2014」の3つの楽章で構成されています。最初に第1楽章の「HIKARI,2014」が作曲され、2014年にドイツの人気テレビ番組「Kalfee oder Tee?」で初演され、その後に続きの楽章が作曲されました。
第1楽章は放送局からの要請により1分30秒で終わるように作曲されており、残りの楽章もほぼ同じ長さで短く構成されています。2014年は東海道新幹線開通50周年の節目の年でしたが、特に新幹線を意識した作品ではありません。

《RURU》は、ポルトガルギターのパイオニア・湯淺隆とマンドリン奏者の吉田剛士のアコースティック・ ユニット、「マリオネット」の初期の代表曲のひとつで、事故で生死をさまよったシャンソン・カフェ「RURU」のマスターの快気祝いに贈った曲です。シャンソンとはフランス語で歌の意味で、フランス語圏以外ではフランス語で歌われる歌の意味で使われることが一般的です。

《「オペラ座の怪人」より》は、19世紀末のパリ・オペラ座を舞台に、美しい歌姫クリスティーヌ、彼女を慕う幼馴染の貴族ラウル、醜い顔を仮面で隠しているものの音楽の才能にあふれた怪人の3人をめぐる「愛」を描いたミュージカルです。
パイプオルガンが印象的な序曲から始まり、クリスティーヌの愛に心を動かされた怪人が、復讐や執着を捨て去って、クリスティーヌとラウルを開放し、姿をくらますクライマックスに至るまでの劇中歌をメドレー形式で演奏します。

【第2ステージ】
《海の組曲》は、イタリアのミラノで発刊されていたマンドリン誌イル・プレットロ主催の1908年作曲コンクールでマネンテの「メリアの平原にて」をおさえて一位に入賞した作品です。ギリシャ神話のなかで水に縁のある神々をイメージしたもので、イル・プレットロ誌には、各楽章ごとの作者の意図が次のように記されています。
第一楽章 (ナイアーデのセレナータ) Andante Grazioso
海に神秘の夜が来ました。静かな海は妖精の世界となり、ナイアーデたちは歓び勇んで飛び回っています。
第二楽章 (オンディーナの踊り) Allegretto
オンディーナたちは踊ります。妖艶なその舞は魅惑と夢幻に満ちています。
第三楽章 (シレーナの唄) Andante
身の危うさも分からず船人たちは美しいシレーナの唄に迷い、深い安らかな眠りを貪ります。
第四楽章 (トリトーネのフーガ) Allegro vivace
舵のとれない船は激しい波にもまれ今や危機に瀕しています。トリトーネは海を鎮めながら船人たちを救うように貝を吹き鳴らしつつ右に左に駆け回ります。

《管弦楽組曲第3番》は、2曲目のアリアが「G線上のアリア」として知られており、バッハの4つある管弦楽組曲の中でも有名な作品です。
当時、流行していたフランス生まれの組曲形式をとっており、序曲、アリアの後にガボット、ブーレ、ジーグの舞曲が続きます。
1 Ouverture(序曲)
華やかで祝祭的な気分が溢れ、中間部はきびきびとした速い動きを持つフーガになります。
2 Air(アリア)
息の長いすべての人の心を落ち着かせるメロディーを持つこの曲が「G線上のアリア」と呼ばれるのは、ウィルヘルミという人がヴァイオリン独奏版に編曲した際にヴァイオリンのG線(いちばん低い弦)だけを使ったためで、現在はいろいろなアレンジで演奏されています。
3 Gavotte(ガヴォット)
ガヴォットとはミディアム・テンポの舞曲で、4分の4拍子または2分の2拍子で書かれ、小節の半ばから始まります。バッハの作曲したガヴォットの中でも最も親しまれている曲の一つで、宮廷の式典を彷彿とさせるような高貴な雰囲気を持ちます。
4 Bourrée(ブーレ)
ブーレとは速いテンポの2拍子の舞曲です。本曲のブーレでもきびきびとした音の動きが特徴的です。
5 Gigue(ジーグ)
速いテンポの舞曲で、アイルランドで今日でも奏される舞曲ジグ(jig)に由来するといわれています。6/8のリズムが流れるように続き、最後は華やかな音(原曲ではトランペット)を交えて明るく結ばれます。

《そして、僕は、風になる》は、ギターマンドリン合奏団”meets”の 委嘱により作曲された曲です。2016年に早世した2人の女性に捧げた曲で、「マンドリン合奏のためのバガテル第2番」という副題がつけられています。
副題の「バガテル」というのは、本来は「とるにたらない、つまらないもの」という意味ですが、ベートーヴェンはピアノの小品に好んでこのタイトルを用いていたようです。人生は日々の「とるにたらない」出来事の積み重ねでできていますが、一見「つまらない」日常も少しずつ成長したり、あるいは突然に「大切な思い出」に変わったりします。
作者は、この曲をお聞きいただいたみなさんの心の中の邪魔にならないところに、小さな「思い出」としておいてほしいという思いを込めてこの副題を用いています。

【幕間】
カリキュラマシン
いとしのエリー
Ye Oh!~LA LA LA
勝手にシンドバット

楽屋ネタとしましては・・・
「海の組曲」は、原典の四重奏、国内のオーケストラ版の出版譜を眺めながら譜面作成ソフトで浄書を行いましたが、音使いや記号の表記が異なる箇所が散見され、思い切って編曲し直しました。
「管弦楽組曲第3番」、「そして、僕は、風になる」はあまりに手強いため、自宅での練習用に最後の練習の通しをビデオ録画してストリーム配信しました。となりの練習室でオーケストラの練習が行われており、バッハのバックで伊福部が聞こえるというカオスなものでした。こちらが勝手にシンドバッドの練習をしている際はオケがカオスになっていました。
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Winter Concert 2020 のお知らせ

2019-12-21 10:45:45 | 演奏会のお知らせ
コンサートのご案内です。


恒例となっております幕間ですが、今年は「エリーの海岸物語」です。
当日のお楽しみといたしまして、次の2曲の編曲は初演となります。

海の組曲
マンドリン四重奏、合奏曲として知られているアマディの海の組曲ですが、酒井さんにより見直しを行っています。

管弦楽組曲第3番
組曲中のアリアがG線上のアリアとして演奏されることでも知られるバッハの組曲全曲のマンドリン合奏版です。

どちらもヒネリが入っていますので、その部分も含めましてお楽しみください。






当日券も準備いたしますが、座席に限りがございます。
メールにて事前にチケットをお申込みいただければ幸いです。
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今後の練習日程及び会場

2019-12-06 19:19:51 | 練習日
12/8(日)守山生涯学習センター第6集会室(午後)
12/22(日)守山生涯学習センター第6集会室(午後)
1/19(日)守山生涯学習センター第6集会室(午前・午後)
1/26(日)守山生涯学習センター第1集会室(午前・午後)
2/9(日)守山生涯学習センター第5集会室(午前・午後)
2/16(日)守山生涯学習センター第3集会室(午前・午後)

[演奏会]
2020/2/23(日)5/R Hall 13:30~
詳細は後日、発表します。

東生涯学習センター
北生涯学習センター
港生涯学習センター
中村生涯学習センター
守山生涯学習センター
千種生涯学習センター
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演奏会のお知らせ

2019-10-26 07:23:38 | 演奏会のお知らせ
MTC Ensemble Winter Concert 2020

日時:2020/2/23(日)14:00 開演(13:30開場)
場所:5/R Hall
入場料無料(入場券につきましては、後日、ご案内いたします。)

【プログラム(予定)】

RURU(湯淺隆、吉田剛士)
オペラ座の怪人(ウェバー 編曲:酒井国作)
海の組曲(アマディ)
管弦楽組曲第3番(バッハ、編曲:酒井国作)
Suite ”HIKARI”(酒井国作)
そして僕は風になる(酒井国作) 他

様々なジャンルから幅広くセレクトいたしました。
恒例(?)となりました当日発表の「他」も準備中です。
ご来場とあわせまして、私たちと一緒に演奏を楽しんでいただける方もお待ちしています。

連絡先 mtc_ensemble@outlook.com
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来場御礼

2018-05-26 07:30:32 | 演奏会のお知らせ
5月20日に開催しました「MTC Ensemble Spring Concert 2018」にご来場いただき誠にありがとうございました。
相変わらずのやりたい放題の上に、お聞き苦しい、お見苦しい点があったと思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。

当日の曲目及び解説は以下の通りです。


【1st Stage】
《Bicycle Race》は、イギリスのロック・バンド、クイーンのシングルとして1978年に「ファット・ボトムド・ガールズ」との両A面で発売されました。「自転車に乗りたい。」というサビ以外は、「君が黒と言えば僕は白と言う。」といった言葉遊びのような歌詞となっています。

《Make The Beatles》は、イギリスのロック・バンド、ビートルズは、1962年10月にデビューして1970年4月に解散する8年間で17作のナンバー1シングルを出し、20世紀の最も成功したグループアーティストとされています。
その中から、ペニー・レイン、エリナ・リグビー、キャント・バイ・ミー・ラブ、イエロー・サブマリン、ヘイ・ジュード、ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード、サムシングの7曲をセレクトし、マンドリン合奏曲としてアレンジしました。

《La La Land》は、2016年公開のアメリカのミュージカル映画で、ハリウッド女優を夢見る主人公ミアと、ジャズピアニストとして自分の店を持つことを夢見るセバスチャンが織りなす恋と夢の物語です。このミュージカル映画から8曲をピックアップして演奏します。
1 「Another Day of Sun」映画の冒頭、渋滞した高速道路を舞台に歌とダンスが繰り広げられます。「落ち込んでも朝が来れば新しい一日が始まる」という前向きな曲です。
2 「Mia & Sebastian's Theme」ミアは偶然通りかかったレストランから聞こえてきたセバスチャンが奏でるピアノの音色に聴き入ってしまいます。
3 「Someone In the Crowd」ルームメイト達がオーディションに落ちて気乗りしないミアをパーティーに誘い出します。
4 「A Lovely Night」ミアとセバスチャンが「君はタイプじゃない」「せっかくのすてきな夜が台無し」と歌いながらも、息の合ったダンスを踊り、恋の始まりを予感させます。
5 「Engagement Party」ミアとすれ違い、傷心のセバスチャンが弾くピアノ曲です。「Someone In the Crowd」のスローアレンジで、明るいイメージが一変して物憂げな印象となっています。
6 「City Of Stars」劇中に何度も登場する曲で、ミアとセバスチャンが互いの存在があれば夢はかなうと歌います。
7 「Audition(The Fools Who Dream)」最後の望みをかけてオーディションに臨むミアに出された課題は「何かを語る」ことでした。ミアは女優に憧れるきっかけとなったパリに住んでいた叔母の話を語り始めますが、次第に夢を諦めきれない自分を鼓舞するように歌います。
8 「Planetarium」「Mia & Sebastian's Theme」がベースになっており、夢を追う二人の幸せな時間を描いた曲です。プラネタリウムの星空を背景に二人が踊り、劇中で特に美しく印象的なシーンです。

【幕間】(当日発表)
《闘牛士》
日本のロックギタリストCHARのヒット曲で、作詞は阿久悠です。
酒井さんが学生時代に買った歌本のスコアーをもとに演奏しました。

《星ヶ丘タウン》
酒井さんが学生だった頃にのヤマハのポプコン入賞を目指して書いた曲です。
歌の譜面をもとにメンバーが思い思いのアレンジで演奏しました。

《学園天国》
フィンガーファイブの大ヒット曲で、先程の星ヶ丘タウンとともに、会場のお客様との掛け合いを行いました。

【2nd Stage】
《南蛮渡来》、《銀色オリエント》は、ポルトガルギター奏者の湯淺隆氏と、マンドリン奏者の吉田剛士氏によるアコースティックユニット「マリオネット」のナンバーです。
この2曲は15世紀から17世紀半ばまで、主にポルトガルやスペインがアフリカ、アジア、アメリカ大陸へ大規模な航海が行われた大航海時代をイメージした楽曲です。

《Bruxellois》は、マンドリンアンサンブル・フィンデラサマナより作曲家・クラシックギター奏者の橋爪皓佐氏に委嘱されたマンドリン合奏向けの作品で、2015年11月に初演されました。
1 Matinée (マチネ・朝)Marché du midi (ミディ駅の市場)
ブリュッセルの鉄道玄関口ミディ駅は、近代的なたたずまいの巨大な駅で、国内線の他、ドイツ、オランダ、フランス、イギリス等各地をつなぐ列車のターミナルです。この駅を囲む広大な土地では、日曜の朝になると、食材や衣服・雑貨等を売る多くの出店が並ぶ、ヨーロッパ最大級の市場が開催されます。
2 Journée (ジュルネ・昼)Rue du Chéne(ルー・デュ・シェーヌ)
「樫の木通り」を意味するこの道は、中心街にほど近い場所にある小さな坂道です。
3 Soirée (ソワレ・夕暮れ)Grand Place (グラン・プラス)
グラン・プラスは世界遺産にも登録されている石畳と市庁舎をはじめとする様々な時代の様式を持つ、美しい建造物に囲まれた四角い広場です。ベルギー料理やベルギービールを味わうこともでき、地元民にも観光客にも愛されています。

《エキセントリック・ワルツ》は、人が人生の機微や喜びを満喫しているような音楽です。 少女の感情の様にくるくると表情を変えるパッセージはイノセントであり、時にエキセントリックでもあります。中間部では、作者が夢で見た情景が表現されています。この世のものとは思えない桃源郷のような美しい景色が、地平線のかなたまで広がっていくようなイメージで書かれています。
 作曲者、内藤美和さんは東京生まれの作曲家・ピアニスト。武蔵野音楽大学・モスクワ音楽院でピアノを学び在学中よりピアニストとして多くのコンサートをプロデュースし、活動しています。
《Sepia》(委嘱初演)  セピアの語源はイカ墨で、イカ墨から作られた褐色のインクのことを指します。このインクの色がセピア色と呼ばれ、古い退色した写真の色がセピア色であり、懐古的なイメージ色として定着しました。
昨今の思い出はデジカメの写真で残されるため決して色が褪せません。 しかし、自身の人生を振り返り、自分が主役の映画を再び観る時、心の中に映し出される懐かしい光景は、やはり少しだけ色褪せ、背景がぼやけているものです。平成も残り1年となりました。この曲が皆さんの人生という映画の束の間のBGMとなることを願って・・・。(作曲者)

【アンコール】
《ドラえもん》
星野源が映画版ドラえもんのために作曲した曲です。
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