旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

支援と講演

2015年06月10日 06時53分07秒 | Weblog

嵐の前の静けさならぬ、嵐の前の喧騒が続いている。訪問客が後を絶たない。私個人を訪ねてくるのではない。私が帰属する組織への広報宣伝を目的とした来訪が殆どだ。
クライエントが個別の問題で訪ねてくることがある。他愛もない相談の中に、実は根の深い問題を抱えていることが多い。彼・彼女の話に耳を傾けることが解決策になる。過剰なアドバイスや指導、情報の提供は、彼・彼女を混乱させる原因になるだけで一利もない。
今日の午後、講演がある。昔取った杵柄だ。人前で話すことが苦手ではない。それでも、300人の若い世代を前に、なにをどのように話すのか思案を重ねている。わたしの講演に原稿はない。私の頭の中に臨機応変で自在な筋書きがあるだけだ。


心が洗われる

2015年06月07日 22時01分34秒 | Weblog

普段の休みには地味な作業服を着て畑を耕すか、赤い服を着て本屋かDIY店に行く。今日は普段着で玄関アプローチのタイルと車を磨いた。種を撒いて(例外的に苗を買って)野菜を育てるのと、タイルや車を磨き上げることの効果は似ている。よい野菜を育てるために雑草を抜けば心が洗わる。何十年と世話になっている玄関アプローチのタイルを磨き、普段世話になっている車の汚れを落とすと心が洗われる。


初夏

2015年06月06日 20時42分41秒 | Weblog

 今朝の畑

 

急激な気温の上昇でジャガイモの芽がでない。食用のジャガイモを種芋にしたから、なおさら芽がでにくいのだろう。代わりにミニトマトとナス各2本、トウガラシの苗1本、計5本を植えた。残念だ。わたしはジャガイモが格別に好きで畑作を始めた。採れたてのジャガイモを食べたかった。種芋の入手時期に注意を払って、今年は秋ジャガで勝負することになる。
 サトイモは芽が出そろった。これから葉を広げて成長期に入る。大きな葉の上で煌めく水玉は美しい。成長が楽しみだ。トウモロコシに勢いがある。肥料が切れないように注意しなければならない。カボチャの成長には目を見張る。多数の雄花に取り囲まれるように黄色い大ぶりの雌花が3つ、初々しく咲いている。つるありインゲンは間もなく花をつけ、待望の収穫期に入る。
シュンギクの区画は収穫を終えた。次はホウレンソウの種を撒いている。あいている畑にやむなく地這いキュウリを撒いた 。唸るほどの収穫を見込んでいる。キュウリの保存法を研究しておかなければならない。この季節のキュウリは人気がない。どこの家庭でも「おすそ分けのキュウリ」や「特売で安く大量に買ったキュウリ」をもてあましてしているという。
皆さんから喜ばれるサツマイモが黙々と成長を続けている。畑の中で成長ぶりが際立つダイコンの仕上がりまで、あとひと月かふた月。自分で作った野菜は何でも好きだ。特にジャガイモとサトイモ、インゲンに目がない。サトイモは芋炊きがいい。皮ごと焼いたものも絶品だ。
 

 

 

 


心が軽い

2015年06月05日 21時08分39秒 | Weblog

金曜で仕事がひと段落ついた。こういう週末を迎えると心が軽い。明日は早朝から農園に行って、雑草を抜き畑に肥料をやる。午後は本の整理をする、自分の好みにコーヒーをたてて味わう、机に積んだ本に目を通す。運動不足を解消するために近くの公園を散策するころには陽が落ちることだろう。
週の初めに玄関ドアの取り換えが済んだ。セキュリティが確かなドアなので外界との仕切りができたような心地がする。鉄筋の住宅だから外観が立派に仕上がった分、内装の老朽化が少々気にかかる。この内装とのつきあいが数年後には20年に達する。べつに違和感があるわけではない。思い切って不要になった本を500冊くらい処分して書斎の雰囲気を変えればそれで足りる。後は内装全般を拭きあげる。


愛読書

2015年06月05日 07時05分18秒 | Weblog

少々古臭くてついていけないところも確かにある。しかし思想の芯は確かだ。久しぶりに『大学 中庸』(岩波文庫)を読み返した。秩序の破壊者ニーチェと読み比べてみると儒学の特色がより鮮明になる。組織の中で疲れを覚えた折には「善悪の彼岸」も悪くはない。ところが、組織内で何かをやろうとするとやはり儒学が参考になる。わたしは東洋人なのだ。
掃除日和の昨夕、『大漢和辞典』初版 全13巻を引っ張り出して、補修を始めた。問題は紙の風化だ。何度ブラシをかけても風化した紙が、きめの細かい粉まつとなって流れ出る。風化の進行をどうやってくいとめるかが当面の問題だ。第6巻まで応急措置を済ませた。本の補修について多くの情報をネットから得た。この週末は、紙の風化対処法をネットで検索して修理の方向性を定める。中身に風化はない。手軽に引くことができるようにするために補修を急ぐ。それにしても眺めるたびに、この辞典の物理的・内容的なボリュームに圧倒される。


太陽がいっぱい やさいがいっぱい

2015年06月01日 20時09分56秒 | Weblog

間引くだけで1週間分のシュンギクが取れる。コーンは50本ほどが根付いて、もう20センチの丈を超えた。インゲンは30株が蔓を伸ばし始めたので支柱がいる。サツマイモは30株がうまく根付いて葉の成長期に入った。なによりもサトイモが一挙に10株ばかりの芽を吹いたのが嬉しい。間もなく、30株ほどの芽が出そろう。ダイコンは地下に向けて根を張り始めた。唯一苗を買ったカボチャの勢いがいい。4週ほど前の荒野は緑のオアシスと化した。ジャガイモはまだ芽を吹かない。キュウリは失敗したようだ。キュウリはトマトとともに自宅で種を撒いて苗を育ててから農園に移植することを決めた。畑は実りの季節に向けて駆け始めたようだ。