今日はこれから畑にジャガイモ「デジマ」を植えに行く。デジマの種芋は先々週に1.5キロ買って、玄関の日が当たらない涼しいところに置いてある。良い種芋だ。次から次へと芽を吹いている。もともと美味しいジャガイモを作るための農園だから種芋の扱いと植えつけにはつい力む。今日は、たっぷりと腐葉土を施して種芋を埋めておく。植えてしばらくは天候頼みの日々が続く。
畑のサトイモとサツマイモ(鳴門金時)の成育は極めて順調だ。間もなく収穫の季節を迎える。大葉春菊と白菜を春大根の隣に植える。秋大根と玉葱をどこに撒くか検討中だ。茄子は剪定を済ませて秋茄子の季節を待つ。プチトマトのシーズンが終わったので根元から抜いて堆肥にする。
畑から帰ったら小池松次著「餓死迫る日本」学習研究社の続きを読むことにしている。『100平メートルの畑をうまく耕せば、一家4人程度なら餓死するようなことはない。これは日本の人口を1.2億人とみると、僅か3000平方キロメートル(日本の国土を37万平方キロメートルと考えれば1%に満たない。)の畑を効率よく耕せば、日本人が飢えることはないということ示唆している。地球上の4分の1が飢えているといっても、各国、各地域に自作農が増えれば我が国と同じような試算が成り立つことだろう。確かに飢えは流通の問題であって生産の問題ではない。しかし、少なくとも食料を自給できないような国家は、潜在的に飢餓の危険に晒されている。農場の収穫物を流通ルートにのせることが食料を市場経済に巻き込むことになる。食料を投資と投機の対象にしたらどうなるか、農家や消費者がよく知っている。・・・と考えますが如何?』(食糧問題に寄せて わたしのブログから引用)
*流通の効率からいえば、安い食糧を輸入して、日本は工業、サービス業に特化することが一番いいのだろう。
その結果、ノルウェー産のサーモンやチリ産のワインがスーパーに並んでいる。安部クンの進めるTPPなどはその路線を徹底しようとするものだろう。
*農業ー食糧作りを忘れた国の未来は?