旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

概念と観念 表象

2006年09月09日 07時49分53秒 | Weblog
概念(consept) 
『思考の対象について或る判断を形成する際に、その判断において結合されるところの意識に現れるその対象の像、即ち表象を、主観における表象作用から切り離して捉える時、その内容を概念という。このように、概念は直接的な経験の一部をなすものであるであるが、その概念が言葉によって表現されたものを名辞という。したがって、概念が或る表象の内容の符号であるあるとすれば、名辞は符号の符号であるということができる。』

観念(idea)
『観念が、主観としての人間の意識の対象または内容(表象)という意味をもつようになったのは、近世の、主観。客観の対立が明白にされた時である。しかし、観念が単なる流れる感覚ではなく、理性によって固定され、思考の対象となるという意味合いは、イデアというギリシャ語にすでに含まれている。』

現代哲学辞典(講談社現代新書)

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