旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

岩波講座 東洋思想

2011年05月01日 22時09分22秒 | Weblog
「岩波講座 東洋思想」全16巻を落札した。先日落札した「岩波講座 現代思想」全16巻もろくに読んでもいないのだから性急に過ぎたといえなくもない。「論語」に始まって「大学・中庸」からいきなり王陽明に跳んでから朱子に戻ってみたら、為政者のイデオロギーそのもののような事大主義、権威主義が鼻について面白くもなんともない。

林達夫の影響から原始キリスト教に興味がないわけではない。また中沢新一がもったいぶるチベット仏教について知っておきたいし、儒学やインド仏教、イスラームにも関心がある。もともと好奇心のベクトルが東洋思想全般に広がろうとしていた。朱子学についていうと歴史的な背景から学び直せば、改めてなんらかの興味が湧いてくるように思う。また、神格化される前の思想家シャカについて権威筋の見解をぜひ拝読してみたい。

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