旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

読後感

2013年02月04日 17時01分51秒 | Weblog
磯部潮著「発達障害かもしれない 見た目は普通の、ちょっと変わった子」(光文社新書)、買おうか買うまいか最後まで悩んで結局買わなかった「アスペルガー症候群」(幻冬舎新書)の代わりに買った。大いに思い当たるのだ。ひょっとしてわたしは境界型発達障害つまり高機能自閉症か「アスペルガー症候群」あたりの境界型じゃないかと・・・。

「あなたのどこが境界型の発達障害なのよ、もっとまじめに本を読みなさい。」というひとが多々いる。違ったようだ。

石川信義著「心病める人たち 開かれた精神医療へ」(岩波新書)は、治療より治安を優先し患者を病院に閉じ込めることに熱心な医療の問題点を浮き彫りにしている。久しぶりに自分の不勉強に心が痛んだ。小柳春生著「ひきこもる小さな哲学者たちへ」(生活人新書)は、沢山の選択にさらされる過酷な世界、なぜ豊かな世界を生きることは難しいのかを問う。