ここのところ、眠りに就く前にヘーゲル「精神現象学」を読んでいる。彼の思考の癖さえ大まかに把握できたらそんなに難解な著作ではない。ヘーゲルは懸命に人間と社会との関係を解釈しようとしているのだ。
「哲学者というならず者がいる」で中島義道は、世界を解釈しようとする凡庸な哲学者とは一線を画し、自意識が肥大化して世界と自意識の区別がつかなくなって開き直った、中島自身の個性を強烈に打ち出している。
「哲学者というならず者がいる」で中島義道は、世界を解釈しようとする凡庸な哲学者とは一線を画し、自意識が肥大化して世界と自意識の区別がつかなくなって開き直った、中島自身の個性を強烈に打ち出している。