旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

夜更けの読書

2012年02月03日 23時50分10秒 | Weblog
ここのところ、眠りに就く前にヘーゲル「精神現象学」を読んでいる。彼の思考の癖さえ大まかに把握できたらそんなに難解な著作ではない。ヘーゲルは懸命に人間と社会との関係を解釈しようとしているのだ。

「哲学者というならず者がいる」で中島義道は、世界を解釈しようとする凡庸な哲学者とは一線を画し、自意識が肥大化して世界と自意識の区別がつかなくなって開き直った、中島自身の個性を強烈に打ち出している。

不安

2012年02月03日 23時11分46秒 | Weblog
リーマンショックの影響が沈静化して求職者の皆さんが収まる所に収まったものか、あるいは嵐の前の静けさなのか判断がつかない。職場は閑散としている。勤務時間の5割以上を実務向けの要領や法律、職業相談に関わる本を読んでいるというのは辛い。

民間出身者(たとえば私)からみればこれで給料を貰っていいのかと不安になるし、こんな状態が長続きすれば私の仕事自体の存在意義を問われかねない。しかも、2月中に再任用か否かの結果が出る。任用か否かは予算次第だ。暗澹とした気分になる。