旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

日本語教室  Ⅰ

2011年11月06日 20時53分21秒 | Weblog
毎週の日曜日に公民館で開催されている日本語教室にアシスタントまたは見習いとして出席し始めて3カ月が経過した。この間、3回に及ぶ日本語ボランティアスキルアップ講座も受講した。そして、本日の打ち合わせで来週から教壇に立つことが決まった。

高校時代に学んだ国語の文法とまるで異なる丁寧語の文法にいまだ戸惑っているし、諸先輩方との力量の差は歴然としている。時期尚早と丁重にお断りしたのだが諸先輩方の強い要請があったので、結局お受けすることになった。

あまり力まない方が良いという諸先輩のアドバイスに従って「日本語の教え方ABC」をテキストにしてまず、日本語の教え方の基本中の基本を押さえておくことにした。これまで毎回顔を合わせてきた中国、韓国、フィリピン、タイの皆さんが相手だ。だからやり易いのか、やり難いのかわたしにはよく解らない。

韓国、フィリピンの皆さんは英語ができるのでやり易そうだ。しかし、中高齢者が多い中国の皆さんは難しそうな予感がする。それに、ごく真面目そうな中国の女性が今日教室に入った。この女性にどこまで教授できるかについては不安だ。

打ち合わせの終了まじかに、「はやとさんは熱心に何かを語ろうとすると早口になるから、その点には気をつけましょうね。」というアドバイスをいただいた。ムカっときそうなくらいわたしの話し方の癖を突いている。これが洗礼なのか、ようやくボランティアの仲間に入れてもらえたという証しなのか、いまだわたしにはよく解らない。