リビングストン←→相模原 日記

リタイア後、日本→スコットランドを行き来して何とか暮らしている。

Life in the UK test

2015年03月06日 | スコットランド

2012年に配偶者VISAを取得して2年少々が経ち、永住権(settlement visa e.g. Indefinite Leave to Remain
(ILR)と呼ばれる)の申請”可能”時期に来ている。(もしかすると配偶者ビザの更新になるのかもしれないが。)

イギリスのイミグレーションは、観光、あるいは家族に会うのが目的であれば、6ヶ月以内の滞在許可が下りるので、日本とこちらを行き来している私としてはこのILRは決して必須なものでは無いのだが、問題は3ヶ月ほどこちらに滞在する場合の航空運賃。
日本からこちらへの航空運賃は滞在期間が1ヶ月以内であれば10数万円で、円安の現在ではこちらから日本への往復運賃よりも安いくらいだが、滞在期間がそれを超えると日本からの航空運賃は何故か跳ね上がってしまう。(3ヶ月になると20~30万円UP?)
一方、こちらから日本への航空運賃は日本での滞在期間が1年近くでもあまり変化しないので、1ヶ月以上の移動であればこちらから日本往復の方が、かなり安上がりになる。
ところで、ILRが無い場合、こちらで往復航空券を買い、日本から出国する際、出発カウンターでは”往復航空券あるいは現地滞在許可”を要求されるので、それをクリアするには次の往復航空券まで事前に手配しておかなくてはならなくなり、その場合、1年後の予定まで完全にFIXしておく必要があるので、スケジュールの自由度が非常に限られてしまう。

ILRを取得するには1000ポンド以上も掛かるようだが、それを上回るメリットが航空運賃差及び渡航の自由度で得られるため、面倒だが今回ILR取得に挑戦することにした。

申請に必要な書類はいくつかあるようだが、その中でも一番面倒なのが、Life in the Uk testの合格証。

そのためには



このテキストを熟読しなければならないとの事で、早速アマゾンで購入(送料抜きで5ポンド少々)。

http://www.theuktest.com/life-in-the-uk-test/10

早速オンラインで無料で出来るサンプルテストもやってみた。

このテスト、50%は簡単な(英語が理解できれば)一般常識問題、25%は外国人には少々面倒な問題。そして最後の25%はイギリス人でも多分間違う(知らない)のでは無いかと思うくらいの、難問、奇問?。
しかしながら最初の50%は確実に押さえて、次の25%は何とか半分以上ゲットし、最後の25%は確率で1/4ほどを獲得すればこちらに住んでいる普通の日本人ならば何も勉強せずに、運が無くて落ちたとしても、3回も受ければ合格は出来ると思う。日本及びイギリスの運転免許のペーパーテストよりは数段簡単だ。

テキストを読む前に数回トライしたが、4回中3回は合格ライン(75%)を超えた(1回は何と!49%、、、、)ので、このテキストでしっかり勉強しなくても、サンプルテストを回数こなして間違った箇所、知らなかった箇所のみをテキストで確認すると言う方法で問題は無さそうだ。(受験するにも相当な費用(50ポンド)が掛かるようなのでもちろん万全の準備はするつもりだが)このテキストをしっかり読むと相当英語の勉強にもなると思う。(この年ではもう無意味だが。)

この”Life in the UK test”、永住権申請のハードルを上げるためのものなので、仕方が無いとは思うが、イギリス政府も嫌味なことを考えるものだ。

ちなみにこのテストに落ちてもブログでの報告は無い。

後記:テキストが届き、勉強を始めてから2日経つが、この試験一夜漬けでも十分な様な気がしてきた。下手に1週間も勉強すると、この年では忘れる方が多くなるので、無駄が多くなるのでは無いかと思う。


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