塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

2018年の夏、イタリアはロシアに来ない事が決定する

2017-11-15 01:22:46 | 日記
 過去にはイングランドがいない夏、フランスがいない夏が存在し、オランダもその仲間でした。

 ポルトガルなどは近年ようやく連続出場が叶うようなったほどで、「夏」にはいつもの面子である、ブラジル、ドイツ、アルゼンチン、イタリアの名前がありました。

 ウルグアイも予選敗退は珍しくなく、当然ながら日本に至ってはいないのが当然でした。

 しかし、来年の夏、ロシアの地でイタリアを見ることは出来ません。
 
 僕が敬愛する塩野七生さんも、ローマのご自宅で肩を落としているでしょう。
 
 ワールドカップはお得意中のお得意様を失うことになり、同時にプーマはファン・プロモーションを考え直すことになるでしょう。

 イタリアはプーマが支援する国であり、ある意味最大の顧客であるバロテッリがいるからですが、アグエロの年齢を考慮すれば、グリエーズマンを軸に広告を生む気がします。

 少なくともプランデッリ政権時代は

 1・「クアリタ」という明確な言葉で代表を構成する
 2・ワールドカップの本番前にFWロッシとモントリーボが怪我で戦列を離れても、代表を指揮官が鼓舞し続けた

 面はあると思います。

 一方でリッピからドナドーニに政権交代した2006年以降、誰もが認める主力がブフォンであるように、それが育成の問題なのか、スタジアム問題をはじめとするセリエAにおける構造の問題なのか

 「選手が2006年以降、明らかに小粒になっている」
 「ミランやインテルが成績不振で、欧州で輝くことができない依」

 事で、神経を使って戦う場面が少なくなったという見解は出来ると思います。

 イタリアから学べる教訓が日本にあるとすれば、選手の資質と合致する指揮官を招聘すること、周囲の諫言に適切な反応を示すことがある、そんな気がします。
 
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