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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

相手に嫉妬を感じる時

2013-10-31 00:22:08 | 日記
 羨望はやがて嫉妬に変化する。

 昨夜放映されたテレビドラマ「リーガル・ハイ」をご覧になった方なら、冒頭の言葉の意味合いがわかると思います。

 人間が他人に対し羨ましさを感じる時は幾つもあるでしょうが、僕の場合ですと恋人を連れて歩く男、僕よりも高給な男がそう
でしょうか。

 羨望が嫉妬に変わると、二つの症例がうまれます。

 1・自分の立場を肯定し、他人とうまくやる、もしくは黙る
 2・相手より自分の立場が上だと理解させるために、暴力行為に打って出る

 サッカーではファンの暴動により、死者が出る事さえあり周辺地域の方はいつも迷惑被るのですが、これも嫉妬が絡む事
は多いでしょう。

 インテルとミラン、スポルティングとベンフィカ、アヤックスとフェイエノールトのように、戦力からスポンサー収入が
5分に近い隣人であればこの感情は生まれません。

 1860ミュンヘンとバイエルン、シティとユナイテッドのようにどちらか一方がどちらかの

 「陰となる」
 
 こんな時に押し黙るか、それとも感情が爆発するかで大きな騒ぎになる、そんな気がしますが実際は強者の方は隣人を見
ても無感情なんですね。

 理論上ではレアルにも降格の危機があります。

 ですから2部に降ちた彼らを、アトレティコとヘタフェの関係者とファンが嘲笑することがあってもおかしくはないので
すが、実際はそうではありません。

 選手に支払う給料、スポンサー収入、スタジアム収益の全てが違いすぎる為に、近年はアトレティコですら歯が立たず、
ヘタフェはマドリーに選手を売却して金銭を得ていました。

 そう、彼らにとって羨望という感情なく、ヘタフェにとっては

 「取引相手」

 という形だったのですが、羨望という概念はむしろ拮抗した中でしか生まれない感情なのかもしれません。
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