ポルトガルリーグの話ですが、宿敵ベンフィカが2010シーズン王者に返り咲くなか、スポルティング・リスボンは生え抜きであるふたりの選手
ミゲール・ヴェローゾをジェノアへ
ジョアン・モウチーニョを移籍金13億円であろうことか3強の一角ポルトへ売却し、ファンがフロントに激怒したんです。
このモウチーニョの移籍話の顛末は、ワールドサッカー・ダイジェストの8月10日号95ページに掲載されているんですが、簡単に言えばスポルティングの首脳陣は
「ジョアン・モウチーニョの売り時を誤った」
ということです。
つまりステップアップを希望するモウチーニョ側と、移籍金をまける気の無い首脳陣の思惑が、全くかみ合わなかったんです。
おまけにモウチーニョは今夏のワールドカップにポルトガル代表としてエントリーできず、選手としての価値を落とし、スポルティングも彼の売却に躍起になっていました。
そこの現れたのがポルトだったんです。
高額な移籍金を選手に設定することは
1・選手をクラブが護ること(戦力の維持)
2・高額な移籍金を手に入れること(収入の増加)
以上2点が考えられますが、高額の移籍金は払えるクラブに限りがありますから、選手の価値の上昇を待てば待つほど、株価の下落同様選手の価値が下がった際に、安値でも放出すべき時があります。
選手はクラブの財産ですが、時には値が上昇中に潔く放出する、そんな気構えが必要な気がします。
そうでなければ選手は厄介者となり、最悪の場合「飼い殺し」(2010シーズンのゴラン・パンデフがラツィオでそうでした。)の憂き目にあいます。
選手を安売りする必要は無いでしょうが、金儲けの道具でもありません。
人気銘柄になった時点で、契約内容や移籍金の設定を、互いが理解できるまで話し合う姿勢が必要ですね。
ミゲール・ヴェローゾをジェノアへ
ジョアン・モウチーニョを移籍金13億円であろうことか3強の一角ポルトへ売却し、ファンがフロントに激怒したんです。
このモウチーニョの移籍話の顛末は、ワールドサッカー・ダイジェストの8月10日号95ページに掲載されているんですが、簡単に言えばスポルティングの首脳陣は
「ジョアン・モウチーニョの売り時を誤った」
ということです。
つまりステップアップを希望するモウチーニョ側と、移籍金をまける気の無い首脳陣の思惑が、全くかみ合わなかったんです。
おまけにモウチーニョは今夏のワールドカップにポルトガル代表としてエントリーできず、選手としての価値を落とし、スポルティングも彼の売却に躍起になっていました。
そこの現れたのがポルトだったんです。
高額な移籍金を選手に設定することは
1・選手をクラブが護ること(戦力の維持)
2・高額な移籍金を手に入れること(収入の増加)
以上2点が考えられますが、高額の移籍金は払えるクラブに限りがありますから、選手の価値の上昇を待てば待つほど、株価の下落同様選手の価値が下がった際に、安値でも放出すべき時があります。
選手はクラブの財産ですが、時には値が上昇中に潔く放出する、そんな気構えが必要な気がします。
そうでなければ選手は厄介者となり、最悪の場合「飼い殺し」(2010シーズンのゴラン・パンデフがラツィオでそうでした。)の憂き目にあいます。
選手を安売りする必要は無いでしょうが、金儲けの道具でもありません。
人気銘柄になった時点で、契約内容や移籍金の設定を、互いが理解できるまで話し合う姿勢が必要ですね。