塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ザッケローニの初陣について

2010-09-02 01:21:05 | 日記
 ザックが早くもJ1の視察を始めましたが、果たして彼は

 「ワールドカップ本大会を経験した選手達」
 で代表を構成するのか、それとも

 「外野の声に耳を傾けず、あくまで自分の観察力で、自分の戦術に適合する選手」
 を選ぶのか、僕は非常に関心があります。

 また欧州では五輪は軽視される立場にありますが、日本はそうではありません。
 
 ですからロンドン五輪に向けて監督に指名された関塚氏と、ザックがどのような形で「有望株」を、五輪とA代表に召集してゆくのか、そのあたりも気になりますね。

 時を遡ること12年前の今、

 韓日ワールドカップに向けてフィリップ・トルシエを監督に迎えた日本は、エジプトとの初陣を多くのワールドカップメンバーで固める形になりました。

 これはトルシエがJリーグを視察する時間が無かった事が一員ですが、ザッケローニが初陣を飾る10月まで、まだ一月ありますから、このイタリア人が選手たちにどのような能力を求めていくか、注意して見ていきたいと思います。

 ザックの場合は
 トルシエ時代のような選手との諍い
 ジーコの時に見られた選手の代表合宿離脱とキャバクラ問題

 そしてオシム時代のような「語録」が見られることは無いと思います。

 言い換えればメディアが飛びつきそうな話題を監督自らが提供するのではなく、あくまでサッカーの「質」で答えたい。

 ザッケローニは今そう考えているのではないでしょうか。
コメント
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