塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

松本ダービーの可能性

2010-06-05 23:45:00 | 日記
 長野県のサッカーといえば信州ダービーですが、実は信州ダービー以外にも近い将来幾つかのダービーマッチが実現するかもしれないんです。

 実現しそうなダービー・その1

 「松本ダービー」
 アンテローブ塩尻VS松本山雅

 松本駅からあずさ号に乗って東京方面へでかけたことがある方ならおわかりでしょうが、松本の次に停まる駅が「塩尻」です。おそらく各駅停車でも20分から25分程度で行き来できると思います。

 アンテローブは2010シーズンは北信越1部リーグを戦っていますが、8クラブ中8位と低迷しています。

 しかしアンテローブは「アンテローブ塩尻ジュニア」という育成部門をもっており、近い将来総合スポーツクラブとして活動したいと考えているそうです。この育成という点で二の足を踏んでいる山雅とは、対照的な姿といえます。

 この両クラブのダービーが実現した際は、「距離の近さ」がスパイスになるはずです。

 パルセイロと山雅の場合はかつての「政治的対立」が、歴史の背景にありこの点がダービーのスパイスとなっていますが、長野と松本は電車でも1時間程度かかりますし、お世辞にも近いとは言えません。

 しかしアンテローブと山雅は近い上、近隣の岡谷や諏訪地区のファンも、まだまだファンに取り込めるだけの要素、言い換えればファンの取り合いが生まれる可能性だってあります。

 近隣に優秀な子供がいて両クラブから勧誘の声がかかったなら、親御さんは自分の贔屓クラブに預けたいでしょうしね。

 今はアンテローブのほうが実力でも集客でも、山雅に大きく劣っていますが、もし松本ダービーが実現したなら、周辺の大きな注目を集める事は間違いありません。
コメント
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