MT-DRACO

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安全マージンの考え方

2022-02-03 12:41:27 | 調律コンプリートチューニング

FIAT500C Twinair

調律コンプリートチューニング

試作プロトの High Presure SUCTION Titanium

追加にてアバルト用とツィンエアー用各2ケ完成です。

 

 

早速取り付けにかかったのですが・・・

ちょっと判りずらいと思いますが

チタンパイピングとフロントメンバーのクリアランスが

MT-DRACO号との比較ですと

かなり接近している状態です。

4気筒エンジンなら十分許容と考えるのですが

Twinair2気筒エンジン

これまでもスポーツサクションの遮熱プレートクラック

取り付けネジの緩み

更にはゴムダンパーへの熱の影響等々

何れもエンジン本体の振動が要注意項目です。

 

 

 

因みに、695Biposto

純正ノーマルの樹脂製スロットルサクションの場合

しっかりとクリアランスを取ってあります。

樹脂製パイピングの下側付近、センサーとのクリアランスは

少しばかり不安ですが・・・

 

あくまでも一般論になりますが

そもそも、パフォーマンスアップのチューニングは

純正パーツの安全マージンを何処まで削るかで

性能も含めて変わります。

今回のスロットルサクションのパイピングに関しては

安全マージン確保の為に純正品は吸入川下部分で

極端に絞り込んでいる状態。

 

パフォーマンスアップを重視しながら

アバルト用とツィンエアー用での

マージン削り代は同じではなく

知識・経験そして実走検証によって

仕様決定となります。

今回は試作2ケ目ですが少なくとも

初期型と現行車フェイズ4では異なる仕様を

検討する必要があるかもしれません。

 

 

 

 

High Persure SUCTION Titanium

現状、ABARTHは IHIタービン用

Twinair用はフェイズ3迄の対応とお考え下さい。

フェイズ4現行車対応は現在の所未定とさせて頂きます。

 

 

 

アルミ仕様に関しては今月下旬リリース予定にて

準備中です。

 

 

mtakek9x1007@silk.0cn.ne.jp

Mobile 080-6689-9950

 

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