癌と生きる 依存症と生きる

命がある限り希望を持つということ


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女子会と通院日

2016-09-14 15:34:15 | 癌のこと
私が告知をされてから
毎年1回は女子会を企画してくれるようになった子育て仲間。
今年は宮崎にいる友だちが福岡に来る予定が入ったので
それに合わせて熊本の友だちも福岡に来てくれて
この前の日曜日に、4人で天神でランチをしました。

「女3人寄れば」何とかという通り
西通りのイタリアンのお店でお昼を食べて、そのあとはスイーツ。
実は4人のうち、私ともうひとりがんになっている友だちがいて
まさに「日本人のふたりにひとりはがん」という統計どおりなのですが
それでも半世紀以上、山あり谷ありの人生を生き抜いてきた
おばちゃんたちですから、全然暗い湿っぽい雰囲気なんかにはなりません。

仕事のこと、子どものこと、介護をしている親のこと
そして病気の話と、話のタネは尽きず
みんなからたっぷりパワーをもらった一日になりました。
告知をされた最初の年に、4人で原鶴温泉に行った時は
さすがに一年後の自分がどうなっているかを想定することができませんでした。

その年の5月に福島の友だちが来てくれた時もそうでしたが
頭のどこかに「これが最後かもしれない」という思いがありました。
それから細々と命をつないで2年半
とにかく今日一日無事に終われることが幸せで
こうして優しくしてくれる友だちがいてくれることに
心から感謝することができるような、素直な性格?になりました。
病気になるのも、悪いことばかりではありません。

そして昨日は恒例の通院日でした。
今回は特に検査などもなく、お薬をもらってくるだけなのですが
この前緊急で処方してもらったトラマールという鎮痛剤がいい仕事してくれてます。
朝はロキソニンを飲んで、夕方から少し強い痛みが出るので
痛くなる前にトラマールを飲んで、もし夜中に痛んだらもう一度というペースで
ほぼ一日痛みを感じずに元通りの生活ができるようになりました。

私はリサーチ魔なので、このトラマールというお薬の作用機序
(どういう仕組みで痛みが止まるのか)をネットで調べていたら
このお薬は、脳内にあるオピオイド受容体を刺激することで
強力な鎮痛効果を得られるのだそうです。

さらに詳しく言えば、脳内にある痛みを抑圧する神経物質
セロトニンとノルアドレナリンの量を増やす作用があるので
痛みを抑圧する神経が活性化するのだそうです。
こんなところで、セロトニンとかノルアドレナリンといった言葉が出てくるとは
思ってなかったので、少々驚きました。

ずっと依存症について勉強してきて
依存症だけでなく、多くの「心の病」と言われるものの原点は
人間の脳の働き方の問題で、特に脳内の神経伝達物質
(ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリン、セロトニンetc)
のバランスが重要なのだというあたりまでは、何となく理解していましたが
まさかそれが、がんの疼痛にも関係してくるとは。

何はともあれ痛みさえなければこっちのものです。
病院の帰り道に、いつものブックオフで
相場英雄という人の「震える牛」という本をゲットしました。
天神で女子会をした日に、天神のツタヤで同じ作者の「ガラパゴス」という
長編小説を買ったのですが、
これがエコカーを売りにしているハイブリット車の隠された実情を描いた
骨太の社会派ミステリーで、久々に大ヒットだったので
あと2、3冊読んでみたくなりました。
「震える牛」は食品偽装がテーマです。

相変わらず本の虫、映画の虫で、引きこもりのダメ人間ではありますが
それでも、たとえ本であれ、ネットであれ、映画であれ
知らないよりは、知ったほうがよいことはたくさんあります。
このところ、東京の豊洲市場に関する疑惑が、メディアをにぎわせていますが
こうして単発的にでてくるスキャンダルは氷山の一角で
依存症の問題も、各種の建設や流通業界も、
がん治療などが含まれる医療界も、はたまた原発行政も
それによって、どういう層が一番大きな利益を享受しているか
またどういう層が一番被害を被っているか
あるいは経済的な利益に結びつかないという理由で、誰が切り捨てられるかという
大枠のところでは、すべて共通し、つながっているように思います。
もとより小説はあくまでもフィクションですから
書かれていることがすべて現実とは言えないかもしれませんが
まあ、当たらずとも遠からずではあるように思います。


子育てをしていた頃に、子供たちに
「どんなことでも、知っていて損になるということはない。
今は何の役にも立たないようなことでも
いずれ、ああこんなところで役に立ったと思うことがあるかも知れないよ」と話していました。

ですから今でも、依存症について勉強したことや、がんやがん治療の知識なんかも
ダイジェストではありますが伝えています。
他にも最近勉強した、ゴジラ映画の変遷についてなども語りたいのですが
そのへんは「また始まった」とあまり相手にしてもらえないので寂しいです。

テストで何点を取ったとか、学年で何番とかいう話ではなく
「知識はどんなものでも、生きていくために必要で、どこかで役に立つ」
という考え方を持ってほしかったからです。
その頃は、私の言うことが受け入れられなかったとしても
長い人生のどこかで「ああ、お母さん、あんなこと言ってたな」と
思い出してもらえたら嬉しいのですが。


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コメント (2)   この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
うれしいです (があこ)
2016-09-17 09:09:27
コメント遅くなってごめんなさい
りょうさんのイメージは本屋さん、レンタルビデオやさん
映画館、たまに病院というイメージを持っていしまっていたので
お出かけとか、女子会とか
そういう記事があがると、なんとなく嬉しくなります
(私の勝手な気分です)

おばさん 3人よれば
150年分の人生を語らなくてはなならいので
お話はつきませんよね

なんだか、嬉しくなりました
初生パスタ (りょう)
2016-09-17 15:26:24
そうなんです。基本人と会うより
映画観てるか本読んでるほうが好きなもので
友だちものすごく少ないです(笑)

でも一人マダムな友だちがいて
(この前シン・ゴジラにつきあってくれた人)
おしゃれなイタリアンのお店で
初めて生パスタというのを食べましたよ。

たまに街へ行っても、本屋か映画館で
あとはスタバで一服しながらコーヒーだったもので(笑)

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