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M50A1 オントス自走無反動砲 (安田征策)

2010-04-24 06:01:01 | AFV ~ 戦車・装甲車輌
「M50A1 オントス自走無反動砲」を製作しました

モデルアート 2010年6月号 (No.798)」掲載作品になります
詳しい製作過程は「モデルアート誌」の方をご参照下さい、改修ポイントやエッチングの取り付け部分について、塗装前の状態の写真も掲載されています



ユーザーにとって負担にならないちょうど良いペースで新規金型キットを投入してくるアカデミー社、「メルカバ Mk.4」や「K9 自走砲」の現用アイテムに続いて登場したのは、意表を突いたベトナム戦アイテム「オントス自走無反動砲」でした

日本国内では2010年3月に発売、2年ほど前のアカデミー社のカタログから「新アイテム」としてラインナップされていましたので、いずれ発売されるだろうと予想はできていたものの、実際に発売され組み立ててみると、その特異な近未来的な形状に目を惹かれてしまいます

「モデルアート誌」の「NEW KIT REVIEW」コーナーへの掲載作品ですので、まずはできるだけキットのパーツを活かすようにし、実車資料を参考にしながら不足に感じた部分に手を入れるようにして製作を進めました

アカデミー社の意欲的な製品開発に拍手を送ると同時に、できればもう少し頑張って欲しいな、と思ったのも事実で、パーツの合い加減などで組立時には少々苦労させられました

特に砲身パーツは、1本を3分割し、左右分割の張り合わせになっていますので、6本分の砲身を組み立て、継ぎ目を消すのに気合をいれる必要があります
砲身先端の形状に疑問を感じましたので、ちょっとした工夫をして凌いでいます



一番目を惹く「無反動砲」は、砲身が直線になるように、6本が平行になるように気をつけて組み立てて下さい
芯棒を通して組み立てるのも一つの手かもしれません

砲身上に設置されている照準用の「ライフル」及び「無反動砲」の撃発ケーブルはキットでは再現されていませんので「鉛線」で追加しています


塗装は基本的に「タミヤ アクリル塗料」を使用
ベースカラーとして「オリーブグリーン (XF-58)」と「オリーブドラブ (XF-62)」を混色、そこに明度を上げるため「フラットホワイト (XF-2)」を加えて調色したものをエアブラシで塗装しています

「基本塗装」 → 「シャドー」 → 「ハイライト」の順に進み、「チッピング」「ウオッシング」の工程を経た後、油彩のホワイトで褪色表現を加え、「ツヤ消しスプレー」で表面のツヤを整えています




本キットには車長のフィギュアと給弾ポーズのフィギュアが付属しています
「車長」はキット付属のフィギュアを使用、「オントス」へのフィッティングを良くするためちょこっと手を入れています

アカデミー社の従前のフィギュアと比べ、格段と進化した造形となってはいるのですが…給弾ポーズのフィギュアは砲尾部の閉鎖器が「閉」状態でしか再現できないため(再現しようとすると結構な手間を加えないとなりません)使用をあきらめ、立ちポーズのフィギュアは「ブラボー6」のレジン製フィギュアを使用しています

立ちポーズのフィギュアは車長に顔を向けたポーズにしたかったのですが、フィギュア自体が一体成型のため改造を断念、そのまま正面を向いたポーズとしました

フィギュアの塗装は、衣類の部分はタミヤのエナメル塗料で、顔の部分は油絵の具で行っています



ベースは自作、地面の部分はドフィックスの壁補修剤の塗布した後、ミラコンや市販の砂をまいて製作しています

植栽はドライフラワーや「紙創り」を使用、土嚢はエポキシパテによるスクラッチです


スケール : 1/35スケール
製作時間(期間) : 約2週間

使用キット
M50A1 オントス自走無反動砲
アカデミー 1/35 Scale Armors No.13218

など

モデルアート 2010年6月号 (No.798)」掲載作例ですので、詳しい製作過程についてはそちらの方もご覧になってみてください



モデル製作 : 安田征策
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