machaの浅学妄想

今、感じたことや想うことを書いておく。

三泊四日フェリー&ツーリング

2024-07-16 | Weblog
 全てのプランをお任せで、ツーリング仲間の内の三人でただひたすらオートバイに乗って旅と走りを楽しんできた。旅は沢山の新しい感動に出会いながら時と場所が過ぎて行く別世界の体験。
 一日目は上弦の半月の夜、わざわざ見送りに来てくれた友人に送られて新潟港に接岸した白い大きなホテルのような船にバイクで滑りやすい急な桟橋を乗り込んだ。船は暗い静かな海を北に向かって進んでゆく。
 二日目の早朝に秋田港に到着、デッキに出て涼しい朝の空気を吸う。風力発電の風車が沢山立っている。津軽海峡に入ると少し波が荒くなる。函館沖を過ぎ夕方四時半に荒涼とした原野のような苫小牧東港に着く。片側4車線の広い道路で登別の宿に向かい、チェックインして登別温泉の銭湯に行く。地獄谷の近くで野生のおとなしい鹿を見た。宿は登別駅の近くで白人が二三人居ついたしゃれたところだった。
 三日目早朝五時に函館方面に出発、室蘭に行く途中の海岸に美しい馬が沢山放牧されていた。室蘭では地球岬という景色の良いところで写真を撮り360度旋回して登ってゆく高い橋を渡って港湾を越えてゆく。朝八時前に長万部の駅に着き、これから開店する近くの駅弁屋さんの工場兼お店に「かにめし」を買いに歩いて行った。駅の待合室に戻って暖かい駅弁を食べながら、遠い昔にここまで汽車で来た人々に思いを馳せたら鼻の奥がジンとしてきた。また走って函館港のレンガ倉庫を見て通って港で土産を買って青函フェリーに乗って青森港。そして弘前の宿まで。夜食は駅前の繁華街の居酒屋で。
 四日目は秋田の「たちそば」という人情的な蕎麦屋さんで朝食、昼は酒田のラーメン屋「照月」、魚の出汁が美味い。写真家の土門拳記念館に立ち寄るが眠くて仕方がない。海岸通りの景色の良い国道をひたすら走り美しい夕焼けに迎えられて地元に帰ってきた。仲間と別れて自宅に着いた。
 この時期なのに雨に打たれることもなく無事に走りきれたことに感謝したい。 バイクは行く前にタイヤやサスペンションやブレーキを交換したので安心して快適に走りきることができた。
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