machaの浅学妄想

今、感じたことや想うことを書いておく。

中学時代

2006-12-10 | Weblog
中学校時代は悩みもなく楽しかった。
家で勉強をするってことを知らなかった私は、中学二年の終わりころには勉強が授業中だけでは理解できず休み時間も今習ったことを理解しようとノートを読み返していた。授業が終わって直ぐに校庭に遊びに出る同級生を見てみんな頭が良いなと思っていた。

ある日、高校受験を控えた一年上の友人の友人の家に行った時、家で勉強している姿を見てビックリした。家でも勉強するのか。なら出来るはずだ。その縁側の突き当たりの机の緑のフェルトとガラスが目に焼きついた。家に帰ってすぐ父親の事務机をもらって勉強を始めた。

子供は一つのことに集中するから周りが見えない。
感受性が鋭いから、人を見る目が大人よりある。
40年も前だが、土建屋の社長だった親父のところにセールスマンが新しい計算機を売りにきた。丁度そこにいた私はその若くて溌剌として自信に溢れた姿に魅了された。あなたはすごい、出世すると私は言った。彼は坊主頭の小柄な中学生の私に名刺を差し出した。生まれて初めてもらった名刺。この名前を絶対に忘れないようにしようと思った。樫尾製作所 樫尾勝雄と記憶している。兄が社長だと彼は言っていた。後に新聞か雑誌で兄が作って私が売り歩いていたと若い頃を振り返っていたカシオの現社長の記事を見た。樫尾和雄氏である。

中学三年の時の担任の先生は良い人だった。私はしょっちゅう学校に遅刻した。朝から人に指図されるのは嫌だったので母親には絶対起させなかった。一時間目の国語が始まっていて教室に入らないで、担任の先生のいる理科準備室で先生とコーヒーを飲んで話して過ごしたことがある。
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