黙して

タイタニック号に乗っていいた唯一の日本人が、世間や世界から卑怯者と批判され公職を失い失意に生涯を終えたが、死後数十年して証拠が出てきて汚名が返上された話がある。

戦争中に正義と人道を行いながらも処罰され、後に真実が明かされる例もあるように、日本人は武士道の影響かあまり自分を語ることをしない。

悔しいことを現世で明かすことにこだわるより、恥じない生き方で黙して死すのもまた愉快かな。

そんな先人の御蔭でこの国と人が尊敬されているのだろう。

お天道様

どうやって生きてゆくか。

自分が正しいと思うことをやる生き方。

自分の利益を第一とする生き方。

思いやりを第一とする生き方。

規範道徳を守る生き方。

高貴な生き方。

他人に迷惑をかけない生き方。

他人に笑われない生き方。

お天道様に顔向けできるかできないか。

そうだ、お天道様に恥じない生き方をしたいもんだ。

外国語を学ぶ

息子が失業したので、暇なら英語試験のＴＯＥＩＣでも受けてみたらと言ったら、模試で500点くらいだったようだ。

分からない英語の単語をスマホで調べても、次の時もまた調べて１０回位繰り返しても覚えられない。

言葉は視覚と聴覚などの感覚と合わせて記憶に残ると思う。

ボリビアに行ったとき、スペイン風の屋敷の中庭側の回廊で朝、ハンドベルを鳴らしながら「デサユーノ、デサユーノ」と呼びかける女性の声、朝食のことだが一度で覚えてしまった。

ナイジェリアで太ったおばさんがお辞儀しながら「エカロー」と挨拶していたが、「おはようございます」のこと。

言葉は感覚と一緒に覚えることが一番の近道、回りに日本人のいない単身の語学留学が良いんだろうと思う。

新国立競技場

運動場といえば、小学校や中学校のときの運動会が思い出される。
田舎の運動会は祭りだ。屋台が出たり、母親は重箱に巻きずし・いなりずしを作って、運動場をコの字に囲む教室の外廊下で家族親戚でお昼を食べる。

運動会なら土のグラウンドに石灰で線を引けば何でもできる。
基本はこれで良い。

普通の住宅が坪７０万円で立派なものが出来るが、運動場なら観客席を付けても坪１０万円かなと思うが、今度の新国立競技場は坪１０００万円。建設費２５２０億円、なんだかんだで３０００億円になるだろうが、これが坪１０００万円。
最近の近代的なサッカー場で坪１００万円だそうだから、森喜朗古墳と呼ばれる今度の競技場は、超常現象だ。

こんなものを作ろうとする大臣や大物政治家の厚顔無恥さかげんは、もう日本人じゃないし地球人でもない感じ。