亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

Blue Waveで株高希求か 

2020年10月26日 21時07分57秒 | 金融市場の話題
10月の中旬にここで、市場内でのバイデン政権誕生を織り込む動きについて取り上げたが、下に張ったようにウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が、26日付の電子版で、バイデン政権を見直しというノリで取り上げている。先週は米長期金利がレンジを上抜け0.8%台後半に入っており、それもそうした流れか。

選挙後のホワイトハウスと上下両院の勢力図の組み合わせにはいくつかあるが、

1.バイデン当選  上下両院民主党   Blue Wave
             大きな政府の誕生・・・政策立案実行に障害なし
2.バイデン当選  上院・・共和党  下院・・・民主党   ねじれ状態
             上院の議会権限が強く、予算を伴う政策を中心に紛糾
3.トランプ当選   上院・・民主党  下院・・・民主党   ホワイトハウスVS議会
         政権と議会の軋轢高まるも予算案は通しやすく ホワイトハウスは拒否権発動
4.トランプ当選   上院・・共和党   下院・・・民主党  現状維持
    これまでの自らの政策方針・行動パターンが信認されたとの自信生まれやりたい放題

・・・の4パターンか。。

しかし、4の現状維持は、そもそも共和党の大統領としては、異例の“大きな政府”を公約していたトランプ政権だが、目玉政策は出し切ったということか。結局、公約に掲げた1兆ドルのインフラ投資は共和党右派の反対で実現できなかった。これは仮に2期目となっても同じだろう。

 GAFAにマイクロソフトなどハイテクを中心に水準を大きく切り上げた株式市場だが、ここからさらにというと、現状維持よりも政権交代を望むのではないかと思う。新型コロナ禍からの脱出という命題もあるし、もろに大きな政府を指向する民主党政権の登場で、ここまでの物色中心銘柄の一部を環境関連などにスィッチングすることで、さらに株価を押し上げる方向に進みたいのではないかと思うが、どうか。資本の意思とでもいうような・・・・。
バイデン政権が、企業や富裕層の増税、キャピタルゲイン課税の引き上げなどに向かうとしても、足元のような状況では無理なわけで、一定の回復と成長のスピード感が必要となる。まずは、刺激策(大型財政出動)が先行すると思われるので、株式市場には大変好都合ということに。そして、結局、バブル化するという流れに。




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