亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

新型コロナで金(地金)が不足!?

2020年03月25日 21時04分52秒 | 金市場
春の陽気になり、やはり外出するのが気持ちのいい季節になってきた。東京の桜も開花宣言が出されて10日ほどか?それでも4分咲くらいで、まだまだという感じ。適当に寒いので長持ちしているということか。先週末の3連休は桜も咲いているし人出があったようで、東京都の小池知事はまだ下火になっていないんだから外出は自粛するようにという趣旨の発言を「首都ロックダウン」という表現で語った。たしかに油断はならないと思う。出向く用は減っているが、それでも公共交通機関を使った移動はついて回る。かなり気を付けてはいるが、それでも罹患ということになったら運の問題かとも思ったりする。

アメリカでは大統領が活動制限を4月12日のイースター(復活祭)までに復活させたいと意思表明し物議を醸している。毎年数千人がインフルエンザで亡くなっているのに、なんら行動規制などしてないじゃないかと。。。このまま活動を止めていると経済が破壊されて、景気後退に陥ったら数千人の自殺者が出るとしている。仕事だって個人間で一定の距離を空けていれば(ソーシャル・ディスタンシング、social distancing)大丈夫だよと。秋の大統領選を控え、株価は大下り。景気後退を避けたいのはわかるが、このタイミングで自身の会社の方針を話すかのような軽さがなんとも稀有な大統領だわと、今さらながら呆れたりして。。伝えられているように、アメリカ国内の感染者の増加ピッチは加速している。否、世界中で加速している。日本国内も東京など感染経路不明者が増えているのが不気味だが、検査に高い壁がある現状では症状の出ていないキャリアが街にはかなりいるのだろう。かく言う自分がそうだったりして。
皆のため自分のために不要不急のものは、しばらく自粛しましょう。

それにしてもスポーツイベントがことごとく中止になっていることが、これほどつまらないものなんだということを、身に染みて感じている。プロ野球も学生野球も見たいなぁ、つまらん。。。

金市場でも新コロナ問題がなんと!供給や価格形成にまで影響を及ぼし始めている。感染拡大が加速しているヨーロッパでは、ここまでの株価暴落や一部国債が急落状態になったことで、個人投資家の警戒感が高まり、金地金、投資用金貨の草の根的な買いが大きなうねりのような感じで増えている。早い話がリテール、小売りの現場の地金不足が伝えられている。スイスやドイツなどで目立っている。

そんな折に、新型コロナ問題でスイスの複数の精錬所が操業を中断してしまい、さらに金地金を運ぶ航空便も欠航が増えており、調達がしにくくなっているようだ。昨日など、そして本日もNY先物価格とロンドン現物価格の価格差が目立っている。月末、期末が接近し限月交代のタイミングも一因と思われるが、一般的には裁定が働きEFP(exchange-for-physical)と呼ばれるコストに見合った価格差が通常のところ、異例の拡大となっている。ロンドンの現物取引は400オンスが単位、NY先物は100オンスと異なることも、こうなるとネックになっているようだ。長くは続かないと思われるが、これも新型コロナ感染動向に左右されるということか。トレーダーの自宅待機が影響しているという指摘もある。
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