亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

キャッシングしてビットコイン!!!!

2018年01月17日 23時40分41秒 | 金市場
マーチン・ルーサー・キング牧師の記念日の連休明けのNY市場で金価格は、ここまでの上昇で
さすがに売りが膨らんだ。もともと1350ドルという心理的な節目に接近し売りが控えるのが1340ドル台。16日はユーロにも一時売りが膨らんだこともあり、金は1330ドル台半ばで売り買い交錯状態に。それでも取引開始早々に2万6000ドル台に躍り出たNYダウが、その後値を消す流れの中でユーロが息を吹き返したこともあり、NY金は結局前日比プラス圏で取引を終了。その後の時間外取引で1240ドル台を回復し、1245ドルまで高値をみて戻り高値の更新となった。

ただし、17日のアジアの早い段階こそ1340ドル台を維持したものの、その後のロンドンの時間帯に入って以降も、やはり売りが先行する流れが続いている。

NYコメックスの16日の引け段階(清算値)で連年明け以降ここまで10営業日中8営業日上昇となる。先週末にCFTC(米商品先物取引委員会)が発表したデータでは、ファンドのネット・ロングが重量換算でオプション取引を除き632トンまで増えていたことを考えると、1350ドルを超えられないと、今回はここまでという可能性が出てきそうだ。

ところで昨日の午後あたりから“ビットコイン” など(独自表記をするなら)“電子記号商品”(仮想通貨)が軒並み急落状態となっている。一昨日は、ここまでの先行した保有者の成功体験に相乗りしようとクレジット・カードのキャッシングで資金を借り出し購入に回したなどという、怖いもの知らずの海外投資家の話を読み、すごいところまで来たもんだと思っていた。昨夜はたまたま、一連の状況に詳しい友人と一緒だったので聞いてみると、ここまで押し目買いがほとんど報われてきたことで、下げ局面で買いを入れる人が多いらしい。しかし、昨日につづき今日も底割れ的に大きく下げたとなると、さすがに押し目買いも勇気がいることだろう。

思うのは、仮想通貨が騒がれるほどに、金の見直しが進むのではないかということ。日本を含む世界的にということで。昨年末にかけて金が売られている時に、「ビットコインなどに(金市場から)資金が移動している」的なコメントがあり、何を言ってるんじゃい・・・と思っていた。生い立ちも違うし市場規模も違う。的外れもはなはだしい。

本日のNY株は、またまた高寄りで取引が始まっている。引けがどうなるか。

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