亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

悪魔が来りて笛を吹く・・・・・南欧のソブリンリスク再び

2018年05月29日 21時19分09秒 | 金市場
昨日、イタリア債とスペイン債の下落(利回り上昇)を取り上げたが、連休明けの欧米市場でその動きに拍車が掛っている。政情不安がもともと財政基盤の弱いイタリア債を直撃し、値動きを大きくしている背景には、欧州中銀(ECB)の量的緩和策、つまり国債買取り策が終盤を迎えているタイミングであることもあるだろう。財政基盤の弱さはスペインも同じで、そもそも10年債が1.5%以下まで買われていたのは、世界的なカネ余 . . . 本文を読む
コメント