カメラ三昧

カメラを持って悔いを残さない旅を堪能したい

幸来橋

2011-03-10 22:04:31 | 日記
柴田トヨ著「くじけないで」のなかにある-幸来橋-奉公先でいじめられ 幸来橋のたもとで 泣いている私をふーちゃんが がんばろうねって 笑いかけてくれた巴波川(うずまがわ)のせせらぎ 青い空 白い雲 幸せが来るという橋やさしい ふーちゃん がんばれる気がした 八十年前の私どんなところか興味がわいたので、幸来橋に行ってきた。幸来橋のそばには、次のようなリフレットとオブジェがあった。巴波(うずま)の鯰これは、巴波川にまつわる「鯰の恩返し」の民話にもとづき、制作したものである。 昔、この地に日照りがつづき、川の水も干上がってしまったおり、一匹の鯰が苦しんで死にそうになっているのを、あるお百姓が見つけ、助けてやった。ところが、のちに大雨がつづき、巴波川が洪水で氾濫したとき、その人の幼い子が濁流に呑み込まれてしまったのを、突然現れた鯰の大群が担ぎ上げるように運び、救ってくれた。その子は、大変親孝行であったという。