penso che ・・・

サッカー愛する皆さまご機嫌いかがでしょうか? ・・・盛り上がりましょう!

明と暗、新と旧

2008-03-07 12:46:23 | Weblog
様々な要素あるが、中盤の違いに差がでたということで2人の中盤選手にスポッ
トを当て述べてみたい。

そもそもアーセナルの巷の評価には、サイドバックの果敢な攻撃等についても
言われているが、私はシーズン当初から中盤選手の魅力を述べていたので、
それをそのまま押し通したい(笑)

アンドレア・ピルロとセスク・ファブレガス。
年齢の差はあれど、私が定義する中での「ワールドクラス」の選手であること
に疑いはない。

セカンドレグでの布陣では、ピルロが中盤底(レジスタ)セスクがボランチ
(フラミニとのダブル)に位置している。

ある意味似たような役割を担っている。

チーム内での決め事、攻撃パターンは様々だが、この2人を経由して攻撃が
組み立てられるので、彼等を比較することが面白いと思う。

単純に言ってしまうと、ピルロが「過去-現在型」、セスクが「現在-未来型」
ドラえもんが猫型ロボット(おっと、また脱線)

いかん、真面目にいきます(笑)
布陣にも影響されることは当然であるが、何度も述べたが、これからの理想は
セスクとなると思う。これまた何度も述べるが「スーパーボランチ」の存在で
ある。守備も出来、攻撃の起点ともなり、尚かつゴールを奪える。

分業型の選手が多い中で、すべてを1人でこなせる中盤である。

攻撃の組み立て役なので、攻撃に傾倒するのは当然なので、守備面での
比較をしてみたい。

求められる役割は、定かでないがポジションからして、守備への貢献は
避けられないだろう、がしかし、意識の違いは明確であった。

簡単に比較できる事象として、セスクはディフェンスの局面でスライディング
タックルは当たり前、ピルロはその光景をほとんどみかけることは無い。

守備への意識が、ないのだろう。相手の弱点をつけるのであれば、
自チームの危ない場面も察知できると考えて良いものだが、簡単に中盤の
選手をシュートレンジに進入させてしまう。

攻撃の面では・・・

実際の会場でないと解らないかもしれないが(TVでは映らない)
攻守の切り替えが遅いのがピルロ、セスクは攻守の切り替えが早い。

パスコースに至っては、セスクは長短入り乱れたパスを配球し、
コースも様々なコース、選手へ配球するが、ピルロはパスコースが限定される
習性がある。フリーの味方が居てもパスを出さない。

ホットラインを持っているというのは当然重要との考えを私も持っているが
明らかに「機会損失」であろう。


走力も同じ距離を走ったとしても「質」の違いは明白。
ダッシュの力の入れ加減(全力なのか、8分なのか?5分なのか?)
ピルロは同じペースで走っていることが多いが、セスクは状況に応じて
走力に変化がみられる。

タイプが違うといえばそれまでだが、セスクのような選手が今後は重用される
だろうし、主流となるだろう。「万能型選手」といえばよいか・・・

なぜか?この試合に「新旧の戦い」という印象を持ったのは私だけだろうか?

後半戦の感想は、また後ほど(笑)


雅104

原点

2008-03-07 07:05:20 | Weblog
ミラン×アーセナル戦は観戦途中ですが、アーセナルの戦いぶりを観て思ったことがタイトルの言葉です。

解説の宮内さん、今回は、結構いいこと言っています。

その宮内さんも言われていた内容にもなりますが…

・パスを出したらすぐ走っている。それから…
・ボールを取られたら取り返す。
・誰しも攻撃し、得点したい思いが感じ取れる。
・守備はディフェンスに任せがちだが、攻撃の時と同様、全員で守る意識の高さ。

最後は付け加えた感がありますが(苦笑)

原点ともいえる思いや行動が、最高のレベルで展開されることにニヤけてしまいます。

過去に使ったフレーズですが、基本プレーが連続すると、ビッグプレーが生まれる。(と成りうる)
前半だけでなく、1stレグ、リーグ戦からもそのように感じる部分はありました。

中盤を構成する人材には、攻守に偏った人材ではなく、攻守に秀でた人材が求められていくでしょう。
いわゆる「スーパーボランチ」的、選手が!

次のネタは、この一戦におけるセスクとピルロということでネタを書こうと思います。


雅104