ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



あんなに愛してたのに、別れることになっちゃったんだよ。どう立ち直っていけばいいの? なーんて悩み抱えている人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、書籍『ハウ・アバウト・ユー?』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 「愛する者との別れ」は、いちばん悲しいものですが、人生においては避けることができません。
 あるときは仲間であったり協力者であったりして、ものすごく愛し合った者同士が、何らかの出来事によって憎み合うようになり、別れていくこともあります。
 それは悲しいことです。
 しかし、それも人生の真実なのです。
 そういうふうに、「流動的に流れていって、固定させることができないことのほうが、実は真実で、固定的なものがあると思うほうが、実は間違っているのだ」ということを、釈迦は教えているのです。

 結婚に際しては、「永遠不変の愛」を誰もが信じたいところではありますが、数十年の人生のなかでは、やはり、苦しみの局面はそうとう出てくると思います。
 そのときに、愛のあり方というものを、もう一度、考えてください。(中略)

 釈迦は、「四苦八苦」の教えのなかで、次のように説いています。
 「この世は、愛する者と別れ(愛別離苦〔あいべつりく〕)、憎しむ者と出会う(怨憎会苦〔おんぞうえく〕)世の中である。それをよく知っておきなさい」
 実に厳しい言い方ですが、これは人生の真実なのです。(中略)

 また、釈迦は、「諸行は無常である」とも説いています。
 「世の中は変転していくものであり、何一つ同じ環境を維持することはできない」ということです。
 これも、そのとおりです。

 私は、二十年あまり組織を率いてきましたけれども、人間関係を固定することは、なかなかできませんでした。
 いろいろな人が協力者として現れてきましたが、短期間で離れていったり、また新しい人が出てきたりして、入れ代わり立ち代わり、人は替わっていきました。
 「この人こそ、一生の協力者だ」と思ったような人が離れていったことが何度かあり、悲しい思いもずいぶんしました。

 しかし、そのうちに、「まあ、そんなものかなあ」と思えるようになりました。
 「その時期その時期で、手伝う人が出てきてくださるというのは、ありがたいことだな」と思うようになったのです。(中略)
 こうしたことは、「新陳代謝」という言葉に通じる面があるかもしれません。
 「人間関係も、川の水のように流れていくことがある」ということです。
(33~41ページ)

人生において、愛する者との別れは避けることができない。

それも人生の真実である。

流動的に流れていって固定させることができないことのほうが、実は真実で、固定的なものがあると思うほうが、実は間違っているということを、釈迦は教えている──。

いままさに、大事な人との別れで悲しみにくれている方にとっては、その気持ちをどうしようもない気持ちかもしれません。

でも、この大川隆法先生の言葉を、よくよく噛みしめ道しるべとして、その苦難をどうか乗り切って行かれますようにと、心より私は祈念しているのです。

ハウ・アバウト・ユー?-幸せを呼ぶ愛のかたち (OR books)

『ハウ・アバウト・ユー?』

 大川隆法著


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