口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

マイ・ファイナル

2014-03-16 23:00:00 | 取材
てっきり、18時スタートと思い込んでいたら、
15時半頃に、相方が


   『あれっ!17時開演やて!!!』


ということで、大慌てでシャワーを浴びて、
猛ダッシュで電車に飛び乗り、水道橋に。

Tokyo Dome City Hallへ。
SAKANATRIBE 2014。

今回で、5本目。
でも、今日は取材。

仕事で観るのは、今日が最初。
そして、僕のツアー・ファイナル。




そして、3時間後。

サカナクション・トウキョー・ファイナル終了。
また今日も、見たことのない景色を見せてくれました。

こっちは、ただ観て廻って楽しんだだけなのに、
何なんだこの達成感は。ドラマチックな2ヶ月間でした。
チーム・サカナクションに、感謝!


   *****


今日のTDCH、僕は3階席で観てましたが、
いい意味でバンドとシーケンサーの音が分離していて、
上部スピーカーからダイレクトに聴こえるシンセ&ディレイ音と、
下の方で鳴ってるバンドサウンドの飽和感のバランスが最高。
サカナクションに一番合ってるハコなんじゃないかと思いました。

でも後で話を聞いたら、中音(ステージ上で演奏者が聴く音
/演奏のしやすさに直接影響する)の調整が
なかなか大変なハコなのだそうで。

外音はあれだけよかったのに、
そう単純な話ではないんだなぁと改めて思ったり。

その3階席って、ちょうどステージ上方の照明トラスと
ほぼ同じくらいの高さで、天井から見下ろすような目線は、
とても面白かったです。

この高さから見ると、下から上向きに照らした時の照明が、
何と表現していいのか分からないほどものすごくキレイで、
初めて見る光の世界に感動しました。

照明やレーザー、オイルアート、映像でも
いろいろとテンション上がる場面がたくさんありましたが、
まだ仙台公演が残ってるので、そこはお楽しみにということで。

ただ、公演ごとに光の演出も細かくアップグレードされていて、
やっぱり照明もライブなんだなぁと、
ツアーを通して改めて感じました。

あと、フロア最前列の上手一番端のあたり、
おそらくステージが見えない(見づらい)エリアだったのかと思うけど、
少しだけスペースが空いている場所で、メッチャクチャ楽しそうに
踊ってる人たちが数人いて、いやぁ~、
見ていてこっちまで楽しくなりました。ありがとう!


   *****


あ~、でも、なんだろなぁ~。

『おわったーっ!』じゃなくて、
『おわっちゃたぁ~』っていう、えも言われぬ喪失感。

僕のツアーは今日がファイナルだったからねぇ。
あっ、仙台に行けばいいのか( ̄w ̄)

って、それはさておき、今日のサカナクションのライブ、
4/27夜NHK BSプレミアムで約90分放送!